お茶の力

緑茶カテキンで免疫力を上げる 免疫のメカニズムと緑茶カテキンの効率的な取り方

あさひさん、免疫力向上のために緑茶とヨーグルトを一緒に取りなさい。

ヨーグルトですか?
緑茶とヨーグルトってなんか関係あるんですか?

関係おおありよ!
緑茶とヨーグルトはすごく相性がいいんだから!

今日の悩み 
・お茶の免疫力(EGCG、EGC)について
・緑茶カテキンEGCGとEGCの取り方は?免疫力を向上させる方法は?
・新型コロナへの有効性について、現段階の情報が知りたい

免疫のメカニズムや緑茶カテキンの有効性
そして、免疫力を向上させる方法も教えちゃいます!

緑茶で免疫力を高める

緑茶には免疫力を高めてくれる力があります。
緑茶に含まれる 緑茶カテキン がそのカギです。

 

免疫に関わるカテキンは2種類あります。
この2種類の免疫作用と効率のよい摂取方法をお教えします。

エピガロカテキンガレート(EGCG)

エピガロカテキンガレート(EGCG)はカテキン類の中で最も注目されています。
以下EGCGとします。

主な効能
・高い抗ウィルス作用
・高い抗菌作用 

抗ウィルス作用

まずは抗ウィルス作用です。
抗ウィルス作用は免疫力向上とは少し違いますが、かなり大切なお話なので知っておいた方がいいです

EGCGはウィルスの感染機能を阻害する働きがあります。
下の図をご覧ください。

引用元:日本カテキン学会

簡単に説明すると、まずインフルエンザのようなウィルスは人の細胞にくっついて感染します。
細胞にくっつくと、細胞がウィルスを取り込み、細胞内でウィルス内にある悪い部分が暴露されて発症します。

ところがEGCGがウィルス表面にコーティングをしてくれます。


するとウィルスは細胞にくっつくことが出来なくなり、感染することができなくなります。

ウィルスが感染するメカニズムに変化がなければ、EGCGによる抗ウィルス作用は有効になるわ。
つまり、新種のウィルスにも有効ってことね。

抗菌作用

次に抗菌作用についてです。
この抗菌作用が免疫力向上と密接な関係があります。

EGCGの抗菌力はとても優れていて、その効力は腸内でも発揮されます。
つまり腸内環境を整えるのにとても役に立ちます。

人間の免疫力の70%が腸で作られます。
腸を元気にしておくことがとても重要なのです。

ではなぜEGCGの抗菌作用が腸を元気にするのか。
それは、腸内の悪玉菌を退治するからです。

EGCGは腸内の悪玉菌を攻撃し、殺菌します。
食中毒菌のO-157や黄色ブドウ球菌も殺菌します。
さらに、O-157が産出するベロ毒素に対して抗毒素作用を持ちます。 

かなり強い抗菌作用を持っていることがわかりますね。

しかし驚くのはまだ早いです!

EGCGは、ビフィズス菌などの乳酸菌に対しては殺菌効果を示しません。

つまりEGCGは、腸内の善玉菌を多く残し、悪玉菌を減らすことで腸内環境を良くしてくれる、優れた機能をもった成分であるということです。

腸の免疫について詳しく知りたい方はこちらの記事が面白いです。

エピガロカテキン(EGC)

EGCはまた別の免疫向上作用があります。

EGCは腸の免疫システムに直接働きかける効果があります。
下の図をご覧ください。

引用元:農研機構

簡単に説明します。
まず腸にいる免疫細胞内には、マクロファージという細胞が存在します。
このマクロファージが異物(病原菌など)を食べ、その情報をリンパ球に伝達し、病原菌を攻撃することになります。

EGCは、このマクロファージの働きを活性化します。

免疫力が低下すると、マクロファージの動きが悪くなり、病原菌などの異物が侵入しても攻撃できなくなります。

しかし、緑茶カテキンであるEGCがその機能を回復させてくれるのです。

これで免疫力、爆裂アップだ!

免疫力を上げるために大切なことは以下の2つです。
・カテキンの摂取の仕方
・いかに効果を持続させるか

これら2つを意識すれば免疫力の向上は確実です!
難しいことは何もありませんが、まずは続けることが重要です。

EGCGの摂取と免疫力向上

実はEGCGとEGCは同じお茶を飲んでも摂取できません。
というのも、EGCGとEGCは一緒に取ると互いを打ち消し合う作用が働きます。

でも安心してください、解決方法は簡単です。
温茶と冷茶を飲み分ければ大丈夫です。

EGCGは熱めのお湯で淹れたお茶から豊富に摂取できます。
つまり、急須で淹れたお茶です。
淹れ方については↓の記事をご覧ください。

お茶淹れで意識することお茶の簡単な淹れ方をお探しの方、簡単で美味しくなる淹れ方があります。 また、お店やお茶の淹れ方教室の先生との差は何でしょうか?お家で美味しく淹れるにはどうすればいいのでしょうか? すべてお教えします。...

緑茶×ヨーグルトが効果的

免疫力を向上させるために緑茶とヨーグルトは非常に相性がいいです。
上でも説明しましたが、EGCGはビフィズス菌を攻撃しません。
ビフィズス菌入りのヨーグルトがおススメです。

ビフィズス菌は有酸素環境下で安定させるのが難しいので、ビフィズス菌入りのヨーグルトは作るのが難しいそうです。

いくつか種類はありますが、僕はビヒダスをおすすめします。
健康を考えるなら無添加のプレーンヨーグルトがいいですよ。
ハチミツを入れて食べると最高です。

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ちなみに、ビフィズス菌の持つ抗体が免疫力向上に大きく貢献していると言われています。

腸内の免疫向上に作用する乳酸菌はビフィズス菌だけではないわ。
納豆菌やその他の乳酸菌も大きな役割を持っているのよ。
ヨーグルトだけでなく、その他の発酵食品も進んで食べることが大切ね!
それぞれにあった方法で腸を元気にしましょうね!

紅茶はどうなの?

紅茶も抗ウィルス作用があるため、インフルエンザ予防になると言われています。
カテキン自体の含有量は少ないですが、テアフラビンという成分がカテキンと同様の働きをしてくれます。

ただし、ミルクティにしてしまうと効果がなくなります。

砂糖やレモンを入れるのは問題ないです。
とにかくお茶を飲むことが大切なんですね!

EGCの摂取と免疫力向上と飲み方提案

EGCは水出し冷茶で多く摂取できます。
低温で抽出することによって、EGCGの抽出が抑えられるので互いを打ち消し合うことがなくなります。
こちらは食べ合わせとかはなく、ただお茶を飲むだけです。

水出し冷茶の淹れ方
手順1:茶葉約10gを容器に入れる
手順2:冷水を750~1000ml入れる
手順3:冷蔵庫で約3時間置く

ちなみに冷水は冷たければ冷たいほど良いです。
10℃前後だとEGCの抽出率がよく、
0℃ぐらいの氷水だとカフェイン抽出がほぼ0になります。

また、成分の抽出自体は約1時間でちょうどいいぐらいになります。
3時間置くのはお茶の味がよくでるためです。
使うお茶によっては(産地の違い、普通蒸しと深蒸しの違いなど)1時間程度で美味しく飲むことができます。

温かいお茶と冷茶を飲み分けるなんて大変?

そう思ってる方に提案です。

2つの淹れ方を使い分けるのは少し大変と思われがちですが、
水出し冷茶に関しては、茶葉が入った容器に水を入れて冷蔵庫に入れるだけです。

なので急須でお茶を淹れることが苦でなければ余裕です。


下のボトルはかなり便利です。

飲み方としては、頑張りたいときにはお湯で淹れたお茶を飲み、普段の水分補給に水出し冷茶を飲むのがいいかと思います。

冷蔵庫を開けてすぐに緑茶があったら飲んじゃいますし、普段麦茶などを作っている家庭ならそれを緑茶に変えるだけです。

これから夏に向けて冷たい水出し茶は必須ですね。
下のボトルは茶こしを使う必要がないので、便利です。
冷茶専用ボトルをお探しの方は是非。

水出しの緑茶を温めて飲んだら、EGCは取れなくなりますか?

茶葉を取り除いてもらえたら温めても大丈夫よ。
逆にお湯で淹れたお茶を冷やしすとEGCgがよくとれます。
抽出した時の温度が反映されるってことね。

PETボトルのお茶はどうなの?

PETボトルのいわゆる緑茶飲料に関しては賛否があります。
最近ではガレート型カテキンが入った機能性表示がある商品もあります。

メリット
・手軽
・飲み飽きない
 
 
 
デメリット
・飲む量が多い
・良質なカテキンではない
・ガレート型カテキン意外取れない
・コスパが悪い


緑茶飲料は手軽ですし、番茶のような立ち位置のお茶であるため、飲みつかれないです。

しかし、商品の表示にもあるように一定量を飲む必要があります。
そしてカテキンに関しては熱を加えるとエピ化という現象が起こり、カテキン本来の効力を失ってしまいます。

緑茶飲料抽出や殺菌工程によるにエピ化はあり、およそ半分が効力を失うと言われております。

そして何よりコスパが悪いです。

リーフのお茶を急須や水出しで淹れたほうがコスパもいいですし、カテキン以外の栄養成分も取れるので総合的に考えると圧倒的にこちらがいいです。

リーフのお茶 1杯あたり約20円(カテキン摂取量約40㎎)
PETボトルのお茶 1本約120円(カテキン摂取量170㎎)
リーフのお茶 100mlあたり約30㎎
PETボトルのお茶 100mlあたり約20㎎(エピ化も含むためさらに減る)

とはいえ緑茶飲料は美味しいです。実際僕も買って飲みます。
開発者のこだわりも感じられるし、何よりお茶のことをよく研究しているはずなので悪い物作っていないはずです。
なのでどちらかに限定するのではなく、使い分けるようにするとよいかと思います。

例えば、出かけ先のコンビニで飲み物を買うならお茶にするなどです。

ちなみに、殺菌工程の情報は僕自身が以前飲料会社に勤めていたので間違いないです。
緑茶飲料を用いての臨床試験は行われておりません。

最後に、PETボトルのカテキン含量についての研究報告です。
興味がある方はご覧ください。

共立薬化大学 薬学部研究結果

COVIT-19について 2021年2月3日更新

世界中で問題となっている新型コロナウィルスについてですが、現在も世界中で猛威を振るっております。
各国でワクチン開発も順調に進んでいますが、世界全体に対してはもう少し時間がかかりそうです。

EGCGについても有効であるかどうかの研究が続けられています。
昨年11月に奈良医大でカテキンやテアフラビンなどの成分が新型コロナウィルスを不活性化することが確認されました。

https://www.sankei.com/smp/west/news/201127/wst2011270045-s1.html 奈良医大の研究結果 産経新聞ニュース


化学的に証明された1件として、その有効性に関しては大いに期待されるところであると思います。

世界の感染者数及び死亡者数を見ても、日本はかなり少ないことがうかがえます。
ここ半年で増加傾向にあるものの欧米に比べればまだまだ少ない数だと思います。

ここにはやはり食生活が大いに関係しているという情報がたくさん存在します。

かつてSARSが流行した時も、韓国や日本の死亡者数は中国に比べて圧倒的に少ない数でした。
その要因が発酵食品を食べる食文化が影響しているというものでした。

医学が進歩し、ワクチンや特効薬の開発が進めば安心ですが、やはり本当に大切なのは自らの免疫力に頼ることだと思います。
特に日本という国ではその免疫力を手に入れやすい食文化であるという幸運なこともあります。
バランスのよい食生活や発酵食品をたくさんとること、規則正しい生活習慣を心がけることが大切です。
そこにプラスαでお茶などの予防効果がある食品やサプリなどを加えていくとよいと思います。

間違って解釈してはいけないのが、お茶や有効成分を取ればコロナにかからなくなるのではなく、あくまでも免疫にサポートしてくれるものであるということです。
だからこそ、すぐに結果がすぐに出るものではなく、習慣化することで長期的に自分を守ってくれるものになります。

話をお茶に戻しますが緑茶カテキンや紅茶のテアフラビンなどの成分がどうして有効なのかというと、ウィルスの形状にヒントがあります。
今回問題となるCOVIT-19 に関してはエンベロープ・ウィルスと呼ばれる型のもので、インフルエンザウィルスと同じ型になります。
また、ウィルスの特徴として、エイズウィルスに共通したものがあります。
現在はいくつかの型に分かれていますが、エンベロープを持つ構造であることは変わりありません。

緑茶カテキンであるEGCGやテアフラビンは、これら2つのウィルスの感染を防ぐ効果がある事が随分前から知られています。
しかも、その効果はある一定のウィルスに有効なのではなく、感染メカニズムに対して有効とされています。
つまり、ウィルスの感染メカニズムに変化がない限り有効であるということになります。

実際これらの事実をもとにした専門家による証言があります。
また、まだ正式に認められてはいませんが、EGCGの有効性についての論文も存在することから、緑茶カテキンEGCGが新型コロナウィルスの流行を抑える手段になる日は近いかもしれません。

以下専門家の情報です。

食品医学研究所 https://www.sankei.com/smp/west/news/201127/wst2011270045-s1.html 奈良医大の研究結果 産経新聞ニュース 論文(プレプリント) ※査読を受けていない論文であるため、確定情報として扱うことはできない


化学的な証明もあるため、有効である事がわかりました。
ただ本当に大切なのは日々の食生活や生活習慣を良くして免疫力を向上させることです。
様々な健康効果がある緑茶ですが、緑茶を含めた健康食品たちはあくまでもサポート役です。
それでもかなり強力なサポーターなので、コロナ予防に取り入れてみてもよいかと思います。
お茶は只者ではないんですね。

終わりに

緑茶カテキンの免疫向上は理解できたかしら?

正直ここまでだとは思っていませんでした、、
さすが、2000年も前から薬効利用をしていただけありますね!

食生活が乱れがちな現代人にはもってこいね!
緑茶の力で、明日からも元気に過ごしてほしいわ!