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緑茶と言えば静岡!ではなかった!?

チャバスティ先生
チャバスティ先生

あなたはお茶を生産している県をいくつ答えられますか?
こんな質問をするということは、お茶を生産している県は意外と多くあります!

意外と知らないお茶の真実!
今日は生産している県について少し知ってみましょう!

Contents

お茶を生産していない都道府県は3つだけ!

おそらく誰もが知っている、お茶の2大生産地と言えば【静岡県】【京都府】ですよね。
少し知っている人だと、【鹿児島県】【福岡県】【埼玉県】あたりの名前が出てくるかと思います。

実は、日本全国でお茶を生産していない県は、【北海道】【福島県】【大阪府】の3つだけなんです!!

その他の県ではだいたい生産しています。
ただし、生産はしているけど市場には出ていないという県もあります。

ざっと一覧を作りましたのでご覧あれ

・青森県:黒石茶
・秋田県:檜山茶
・岩手県:気仙茶
・山形県:庄内産茶
・宮城県:桃生茶
・新潟県:村上茶
・栃木県:黒羽茶、鹿沼茶、須賀川茶、板荷茶
・群馬県:梅田茶、子持茶
・茨城県:奥久慈茶、猿島茶、古内茶
・埼玉県:狭山茶、秩父茶
・千葉県:佐倉茶
・東京都:東京狭山茶
・神奈川県:足柄茶
・山梨県:南部茶
・長野県:伊那茶、赤石銘茶、南信州茶
・静岡県:本山茶、川根茶、掛川茶、牧之原茶、朝比奈茶、天竜茶他
・富山県:バタバタ茶
・岐阜県:揖斐茶、白川茶
・石川県:中井茶、加賀茶(加賀棒茶)
・愛知県:豊橋茶、新城茶、西尾の抹茶、足助の寒茶他
・福井県:味真野茶、遠敷釜炒り茶
・滋賀県:朝宮茶、政所茶、土山茶
・三重県:伊勢茶
・奈良県:月ヶ瀬茶、山添茶
・京都府:宇治茶、和束茶
・和歌山県:川添茶、音無茶、色川茶
・兵庫県:丹波茶、母子茶、仙霊茶、あさぎり茶
・鳥取県:大山茶、鹿野茶(しかの茶)
・岡山県:海田茶、美作番茶
・島根茶:出雲銘茶、
・広島県:世羅茶
・山口県:小野茶、高瀬茶、鹿野茶(かの茶)
・香川県:香川茶
・徳島県:阿波番茶、神田茶、歩危茶
・愛媛県:神宮茶
・高知県:碁石茶、佐川茶、四万十茶、霧山茶他
・福岡県:八女茶
・佐賀県:嬉野茶
・長崎県:彼杵茶、五島茶、世知原茶
・大分県:因尾茶、さつき茶
・熊本県:熊本茶
・宮崎県:高岡茶、五ヶ瀬釜炒り茶、高千穂釜炒り茶
・鹿児島県:知覧茶、霧島茶
・沖縄県:やんばる茶

県の中でもよく耳にするお茶を一覧にしました。
生産地域の名前がつくものが多く、この一覧の他にも多数存在します。
あなたの地元の名前はありましたか?
また、ここになかったとしても、もしかしたら地元でお茶を作ってるかもしれませんよ!

それぞれの県のお茶のこと

日本各地で様々なお茶がありますが、そのほとんどは緑茶です。
中には、後発酵茶という微生物を使った面白いお茶もあります。
地域的にはもう残っていないお茶があったりもします、、、

ここでいくつかの豆知識をご紹介します。
明日の話題にぜひどうぞ!

《青森県》
青森県の黒羽茶は現在生産している農家は一軒しか残っておりません。
もともと東北以北の地域は気温も低く、お茶の栽培には向かない地域なので、経済的な生産、つまり広い地域に流通できる量のお茶を作れなかった経緯があります。
秋田県の檜山茶も生産農家は一軒だけだそうです。

《石川県》
加賀棒茶を飲んだことがありますか?
石川県と言えば加賀棒茶、ほうじ茶のような芳醇な香りが特徴です。
さてこの加賀棒茶、ほうじ茶です!
棒ほうじ茶という分類で、茎が多く使われているのが特徴です。
茎が多いと甘味を増します。
ほうじ茶もお茶の産地の数だけ種類があります。
その中に棒ほうじ茶も少なからず存在します!
【甘露水】と称されるほどの棒ほうじ茶を探してみてください!

《新潟県》
お茶は春の一番茶、その後二番茶、三番茶(番茶)の順に摘まれますが、
新潟県の村上茶は一番茶半(いっちゃはん)と呼ばれる茶摘み時期があります。
大量の雪が降る地域で、雪が当たる部分の芽が、少しタイミングをずらして成長してくることで実現します。
ちなみに、雪の重さに耐えられるように茶の木は低く育てられています。

《千葉県》
千葉県の佐倉茶は現在佐倉市では生産されていません。
佐倉茶の栽培ノウハウを静岡県に移し、そこで生産されています。
お茶は、荒茶を加工した場所が産地となるため、残念ながら静岡で作られたお茶が佐倉茶の名前になることはありません。
ただ、噂によると、まだひそかに作られている地域があるとかないとか、、
このような、幻のお茶を探すのもお茶好きの醍醐味ですね!

《東京都》
意外にも東京都でお茶葉生産されています。
東京狭山茶という名の通り、埼玉県との県境でわずかに生産されています。
狭山茶とまとめられることもあるため、東京感がないこともしばしば、、、
ただ、かつて江戸がお茶の市場的にはかなり大きく、当時の江戸っ子が好んで飲んでいたという話が残っています。
江戸っ子のためのお茶だったんですよ。

《富山県》
バタバタ茶という後発酵茶があります。
後発酵とは、出来上がったお茶を微生物によりさらに発酵させることです。
茶筅で泡立てて飲む珍しいお茶です。
日本にはこのような目ずらいしいお茶の文化がいくつかあります。
他にも高知県の【碁石茶】や、沖縄県の【ブクブク茶】も面白いですね。

《岐阜県》
揖斐茶は少し変わった情報で、お茶園の景観が観光地になっています。
【天空の茶畑】があるその場所は、【日本のマチュピチュ】とも呼ばれております。
実はこの揖斐茶に限らず、お茶園というのはとても景色のいい場所が多いです。
しかも観光地になっていないところが多く、農家さんとアポさえ取れればその場所に連れて行ってもらえたりします。
観光客のいない最高のビュースポットは最高ですよ!!

《滋賀県・兵庫県》
日本最古のお茶です。
お茶は約800年前に、僧・栄西が中国から持ち帰ったものが現在全国に広がっているという歴史があります。
しかし、日本にいつからお茶があるのか、厳密にはわかっておらず、縄文時代のような遥か昔からあったとも言われています。
滋賀県と兵庫県のお茶は、1200年前からあった現在の資料上最古のお茶です。
なぜかというと、1200年前のお茶は流行が長続きせず忘れられていて、800年前のものが定着してしまったという感じです。
詳しくはまた別の機会にお話しします。

《島根県》
意外にも島根県はお茶の消費量が全国トップクラス。
裏お茶県なんです!!
生産していることすら知らない人が多いですが、現地に行けばお茶ばかりが飲まれています。
お茶が好きなら一度行ってみてほしいですね!

《長崎県》
日本で最初に茶園を開いたのが長崎県です。
まさかの、京都でもなく、静岡でもなく、長崎県!
ちなみにお隣の佐賀県《嬉野茶》は長崎県の《彼杵》から分かれたそうです。

《宮崎県》
釜炒り茶という独特の製法のお茶が有名です。
中国から煎茶が伝わったときの製法で、殺青という工程を釜で炒るという方法で行っています。
現在は炒り蒸しと呼ばれ、炒りつつも蒸されるという何とも不思議な方法で生産されています。
お茶に興味を持ったら是非一度飲んでほしいです!!

《鹿児島県》
お茶の生産量全国2位の鹿児島県!
実は本島ではなく、離島のお茶に面白いものがあります。
それが種子島で作られる【松寿】というお茶です。
煎茶ですが、バニラのような香りがします。
僕がお茶に興味を持つきっかけになったお茶です!
他にも煎茶の中には、葡萄の香りだったりベリーの香りだったり、面白い香りのするお茶が存在します。
もちろんすべて天然の香りですよ!!

終わりに

いかがでしたか?
お茶がほぼ日本全国で作られているなんてすごくないですか?
そして、そのすべてにおいて味や香りが変わるんです!!

静岡や京都は栽培の技術も高く、ブランドの品種もあるのでレベルの高いお茶がたくさんあります。
でも、あまり目立たない地域のお茶は、土地柄を活かしたり、本当に自然味がしたり、また違った贅沢なお茶であることは間違いありません!
比べることはできませんが、両方とも間違いなくいいお茶です!

こうして日本全国のお茶をめぐって、自分の一番好きなお茶を探すのも面白いですよ!!