お茶の力

煎茶(緑茶)の水出しはとんでもない効果があった!?カフェインも少ない、水分補給はこれで決まり!

こんにちは、慶です。お茶の消費量が半端ないです。

夏の水分補給に水出し茶にするのか水にするのか迷いますよね。
水だと何も気にならないけど、お茶はカフェインが、、、と思っているあなた、朗報です!
実は水出し冷茶はカフェインがほとんど入っていません。
しかもいろいろな栄養素同時に取れるというオプション付きです!
生活習慣病予防、免疫向上から女性にうれしいアンチエイジングまであります。

今日から毎日の水分補給に是非取り入れてください!

煎茶(緑茶)の水出しはとんでもない効果があった!?カフェインも少ない、水分補給はこれで決まり!

煎茶(緑茶)を飲むと身体にいいとよく言われますが、水出しをしても急須で淹れてもどちらも身体にいいです。
この淹れ方の違いで身体に起こる効果が変わりますので、出来れば水出し冷茶を飲みつつ急須でも淹れるのがベストです。

ケセルチンで生活習慣病予防

主に玉ねぎから摂取できる【ケセルチン】ですが、水出し煎茶からも摂取することが出来ます。

ケセルチンには抗酸化作用の他、認知機能改善への効果が期待されているなどあらゆる生理作用が期待されています。

EGCが免疫力向上に期待できる

水出し冷茶はEGC(エピガロカテキン)というカテキンの一種が摂取できます。
EGCは特性上水出し冷茶の方が効率よく摂取できます。

このEGCは腸内の免疫細胞に直接働きかけることで免疫力の向上を促してくれます。
水分補給と共に免疫力向上のために水出し冷茶を飲みましょう。
免疫のメカニズムに関しては下記の記事をご覧ください。
急須で淹れたお茶の免疫についても書いてます。

https://k-tea-net.com/2020/05/31/%e7%b7%91%e8%8c%b6%e3%81%a7%e5%85%8d%e7%96%ab%e5%8a%9b%e3%82%92%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%88%e3%81%86/

ビタミンCで女性にうれしい美容効果 

煎茶(緑茶)はカテキンの他にビタミン類が豊富に含まれています。
中でもビタミンCの含有量は他の含有量の高い野菜などと肩を並べるほどです。

ビタミンCには動脈硬化の予防や、インフルエンザ予防、そして女性にうれしいアンチエイジングなどの美容効果もあります。

水分補給にぴったり、カフェインは少ない

水出し煎茶はカフェイン含有量が圧倒的少ないです。
急須で淹れたお茶に対して半分以下となり、一杯で約10㎎以下になります。
カフェインは60℃を超えたあたりから急激に抽出率が上がるため、水出しで使用する10℃前後(冷蔵庫内で抽出する呈)の水ならほとんど抽出されません。
0℃前後の水を使えばカフェインの抽出はほぼゼロとなります。

淹れ方

水出し煎茶はシンプルに茶葉の入った容器に水を淹れるだけです。
お茶の種類は、浅蒸し煎茶、深蒸し煎茶、釜炒り茶、ほうじ茶など緑茶であれば何でも使えます。

最近だと緑茶のフレーバードティーなどもたくさんあるので、水出し冷茶を冷蔵庫のラインナップに加えていると楽しいですね。

冷茶ボトルを使った淹れ方

水出し冷茶の淹れ方
手順1:茶葉約10gを容器に入れる
手順2:冷水を750~1000ml入れる(容器の容量いっぱいまで入れる)
手順3:冷蔵庫で約3時間置く

冷水は冷たければ冷たいほど良いです。
10℃前後だとEGCの抽出率がよくなります。

0℃ぐらいの氷水だとカフェイン抽出がほぼ0になります。

また、成分の抽出自体は約1時間でちょうどいいぐらいになります。
3時間置くのはお茶の味がよくでるためです。

500mlのペットボトルでの淹れ方

家に冷茶ボトルのような便利グッズはないけれど、今すぐにでも飲みたい!というあなたに、応急処置的な提案ですが500mlのPETボトルで代用できます。
水出し冷茶の淹れ方(500mlPETボトル使用)
手順1:茶葉約5gを容器に入れる
手順2:冷水を500ml入れる(容器の容量いっぱいまで入れる)
手順3:冷蔵庫で約3時間置く
手順4:飲む前にしっかり振ってください。

こんな感じで入れてください

ただし、二つデメリットがあります
・茶こしが必要であること
・2回目を作れない

PETボトルから直接注ぐので、茶葉が大量に出てきます。
なので下のような茶こしがいります。
ホームセンターや100均とかでも売っていると思うので、そちらを是非ご用意いただきたいです。

水出し冷茶は基本一回で捨ててしまうとよく聞きますが、実は2回分ぐらいは出せます。
通常は飲みきったボトルにそのままお水を淹れて二回目を作るのですが、PETボトルだとそれが出来ません。
茶葉が流れ出てしまうからです。
上手く回収するか出てこないようにできればいいですが、基本的には1回使い捨てになります。

持ち運び

水出し冷茶を外出時に持ち歩くなら、魔法瓶に入れて半日ぐらいで飲みきってください。
煎茶(緑茶)には殺菌作用がありますが、基本的には微生物は増殖していきます。
通常の飲み方であれば食中毒になることはありませんが、ぬるくなった状態で何時間も放置したものだと少しお腹の調子を悪くするかもしれません。

なるべく冷たいうちに飲みましょう。

終わりに

これから夏に向けて毎日の水分補給に是非水出し煎茶を取り入れてください。
なるべく冷たい水で出せばお子さんでも安心してお飲みいただけます。
麦茶の横に煎茶を並べておくのも悪くないですよ!

とにかく、毎日お茶を飲んで健やかな日々を送りましょう。