チャバスティ先生、急須でのお茶淹れってもっと楽にならないの?
温度計とか使ってお湯の調整するのが結構たいへんで、、
こんにちはミカチーさん
うーん、確かに急須のお茶淹れは一手間かかります。
でもその一手間がいい味を生むんですよ!
あと、急須でのお茶淹れの魅力ってなんだろう?
友達とかに勧めてもなかなか使ってくれないんだよね~
あんまりイメージがよくないというか
・急須のイメージがよくなるにはどうすればいい?
なるほど!
まず、手間だと思っているところの理解ですね。
実は各手順で意外と簡単な方法があるんですよ。
あとは、急須のイメージについても払拭する必要が在るかもしれませんね。
Contents
お茶淹れが簡単になる理由
急須でお茶を淹れると聞くとハードルが高いですよね。
この言葉一つで多くの人が【手間がかかる】というマイナスな印象を受けるのではないでしょうか。
正直急須で淹れるのは手間がかかります。
お茶淹れの手順から、手間のかかる部分を挙げてみます。
手間1:茶葉を計量する(リーフを使用する前提)
手間2:お湯を準備する
手間3:時間を測り蒸らす
手間4:洗い物が増える
手順の1~3に関しては、準備や調整といった作業が難しく感じる人が多いと思います。
さらに、あまりよくないイメージとして
・お茶淹れが難しそう
・急須って、オシャレではない
・急須が高そう
・お茶の葉が高い
上記のことを考えると、お茶淹れというのはとてもハードルが高いと思われがちです。
しかし、これらがすべて手間じゃなくなる方法があります。
それは、そもそも手間ではなかったと知ることです。
心配いりません。本当に簡単です。
とは言え最初のハードルは高いと思いますが、少しでも急須の必要性を知りたいと思ったら読み進めてみてください。
そうでもなければ↓のリンクから別の話題へどうぞ。
手間の部分を解決
上記を振り返ります。
手間1:茶葉を計量する(リーフを使用する前提)
手間2:お湯を準備する
手間3:時間を測り蒸らす
手間4:洗い物が増える
手間を解決した後の手順はこうなります。
手間を解決した後のお茶淹れの手順
手順1:茶葉5g又はカレースプーン1杯分を急須に入れます
手順2:熱湯又は陶器間で1~2回移し替えたお湯を急須に注ぎます。
手順3:茶葉の開き具合約70%のところで湯呑に注ぎます。
一つずつ解決していきましょう!
手間1:茶葉を計量する
茶葉を計量するときは、カレースプーン1杯か急須の底が茶葉でうまるぐらいです。
底が埋まるというのは、中心が山盛りにならずに急須の底部分が見えなくなる程度です。
手間2:お湯を準備する
緑茶と言えば、一冷まししたお湯です。
そもそも一冷ましってどれくらい?とか思いますし、
仮に70℃や80℃と言われても、温度計がないと正確に測れないですよね。
解決方法は3つ
1、沸かしたお湯をそのまま使う(温度調節なし)
2、マグカップを使って調節する
3、そもそもお湯を使わない
1、沸かしたお湯をそのまま使う
緑茶を淹れる時、熱湯を使っても大丈夫です。
それでいいの?ってなるかもしれませんが、本当です。
お茶淹れに大切なポイントとしてお湯の温度はよく説明されますが、
それはあくまでも【お茶のうま味】を引き出すために言われています。
つまり大切なのは、うま味を出すことではなく、抽出成分のバランスをとって美味しく淹れることなのです。
一番バランスよく抽出できているタイミングは、茶葉の開き具合が70%くらいに達した時です。
茶葉の開き具合について、詳しくは下の記事をご覧ください。
2、マグカップを使って調整する
茶葉の開き具合なんてわからない、やっぱり温度調節が安心できる
というあなたはこちらの方法をご活用ください。
お湯は、マグカップなど陶器から陶器へ移すたびに約10℃温度が下がります。
この移し替える回数でお湯の温度を調整します。
下がる温度は季節や陶器の質にもよりますが、
注いでから約10秒ほどで次の陶器に移すのが平均的です。
是非活用してみてください。
3、そもそもお湯を使わない
熱いお茶が苦手な方や暑い日におすすめなのが、こちらの冷茶です。
冷茶には冷茶ボトルを使う方法もあるので、合わせてご紹介します。
手順 急須の場合
1.急須にカレースプーン2杯分ぐらいの茶葉を入れる
2.水を急須の半分ぐらい入れる
3.およそ1分半ぐらい(開き具合約70%)で湯呑に注ぐ
お茶はお湯で淹れるイメージですが、水でも十分美味しく淹れることができます。
ただし、茶葉の量が少し多めに必要なので、そこだけ注意してください。
手順 冷茶ボトルの場合
1.ボトルにカレースプーン2杯分ぐらいの茶葉を入れる
2.水を入れる
3.冷蔵庫で1~3時間ほど放置する
冷茶の場合はペットボトルなどでも代用できますが、茶こしが必要です。
下のボトルは茶こし不要なので便利です。
ちなみに僕は、500mlのペットボトルを使って冷茶を作っていました。
手順1:茶葉5gを入れます。(入れにくいので注意)
手順2:水(水道水でもOK)を満タンまで入れます
手順3:冷蔵庫で2~3時間放置で完成
ただし、コップに注ぐときは茶こしが必要なのでそこだけは注意してください。
それさえクリアできれば低コストで冷茶が作れます。
冷茶ボトルでもペットボトルでもとにかく簡単なので是非やってみてください。
手間3:時間を測る
結論から言うと、時間は測らなくて大丈夫です。
急須の中の茶葉を見れば注ぎ時かどうかがわかります。
お茶の抽出時間というのはあくまでも目安です。
大切なのは内容成分がどれだけ抽出されているかで、その割合は茶葉の開き具合と概ね比例しています。
なので、本来時間を測る必要はなく、慣れれば急須内の茶葉の様子を見ればわかります。
これに関しても下の記事で詳しく解説しております。
手間4:洗い物が増える
洗い物に関してはどうしても避けられないのですが、急須などの陶器は洗剤を使ってはいけないので、水洗いだけで大丈夫です。
茶こしや茶こし部分付着した細かい茶葉は歯ブラシなどで落とします。
よくないイメージについて
続いてよくないイメージを払拭していきます。
急須を使ったお茶淹れは非常にアナログです。
アナログの大切さを理解できる人ならその魅力にいち早く気付けるのですが、多くの人が敬遠してしまうと思います。
なので順番にゆっくり解決していきましょう。
悪のイメージ払拭
僕の考える、急須でのお茶淹れに対するマイナスなイメージは下記の4つです。
・お茶淹れが難しそう
・急須って、オシャレではない
・急須が高そう
・お茶の葉が高い
これを読んで少しでもお茶淹れに対するマイナスイメージを無くしてもらえたらうれしいです。
お茶淹れって難しそう
やってみると意外と簡単ですし、楽しくなってくると思います。
何でも最初は慣れが大切だということです。
先ほど説明した手順でお茶を淹れてみてください。
これまでのハードルがかなり低くなると思います。
急須がオシャレじゃない
今はスタイリッシュであったり、かわいい色や柄、キャラクターものまでたくさんあります。
あなたのお気に入りがおそらく見つかると思います。
急須が高そう
これは人それぞれの感覚にもよりますが、一つ持っていれば割れない限り一生使えるので、そんなに高くないと思います。
一般的には1800円~4000円ぐらいです。
有名な作家が作ると数万円のものもありますが、それは興味があればなので必須ではないです。
茶葉が高い
これも人によると思いますが、意外と高くないです。
お茶を買うと平均でだいたい100g1080円ぐらいです。
お茶淹れ1回に約5g使うとして、100gなら20回分です。
1回に1煎淹れると考えると1杯約50円ほどですが
通常は3煎ぐらいまで淹れることができるので、そう考えると1杯当たり20円以下です。
100g1000円以上する煎茶は高級煎茶と呼ばれますが、一杯当たりの値段は約20円以下なので、実はコスパは全然悪くないです。
とはいえどんなお茶を選べばいいか迷うと思います。
下の記事を是非参考にしてください。
ちなみに最初に飲むべきお茶は、静岡県のやぶきた品種です。
上の記事にも書いていますが、お茶の基準、つまり一番真ん中あたりの味わいになります。
飲み飽きなくて安定もしていますね。
終わりに
こんなお茶の淹れ方知らなかったよ!
なんでみんな教えてくれないの!!
お茶淹れはフォーマットした方が初心者の人にとっては楽だと考えられているからでしょうね。
最初から理論的なことを説明しても理解がされないんです。
なので本当は定期的に習いにいったり、何回かに分けて教えてもらう方がいいんですよ。
でもチャバスティ先生が教えてくれるから安心だね!
ここに来れば全部知ることができそう!
私でよければ何でもお教えしますよ。
お茶の淹れ方も奥が深いですから。