3月29日、関東では大雪が降りました。
昨日までは暖かかったのに、今日は急に凍えるほどの寒さになった、そんな日でした。
冬に逆戻りなその日、近所を散歩していたら春の名残を見つけました。
満開の桜の花びらに、たくさんの雪が積もっているというとても珍しい光景です。
これからが春本番のはずなのに、まるで季節に取り残されたかのように桜が咲いているものですから、名残なんて言葉も出てきてしまいます。
昨年から日本は慌ただしく、税率が変わり、元号が新しくなり、オリンピックを控えるといった、大きな変化がたくさんありました。
国民には厳しい部分もありますが、国が新しくなり、世界レベルの大きなイベントに誰もがワクワクしていたはず。
でもそんな矢先に地球規模で起こってしまった問題に誰もが戸惑ったことと思います。
とても大きな影響を及ぼし続けているコロナに、命の不安、経済の不安に悩まされ、僕自身も絶望感に襲われた人も多かったはず。
僕自身もどうなってしまうのかと考えずにはいられませんでした。
桜が春の訪れを知らせてくれたのもつかの間、また一気に冬へと逆戻り。
世間の厳しさを春の景色が表しているようでした。
ただ、そんな桜を見て思ったことがあります。
この積もった雪の下には、綺麗な桜が咲いているんです。
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不安の中に希望を見つけられるのも今
雪の下に桜が咲いているように、不安の中に希望はあります。
緊急事態宣言が解除された今、これからどう生きていくかをここで改めて考えてみるべきだと僕は思います。
コロナで明日どうなるかわからない毎日も、仕事に追われて変化のない毎日も、どちらも変わらず不安なはず。
同じ不安の中にいるなら、時間がある今、よき未来について考えてみましょう。
だって結局は生きて行かないといけないのだから、どうせなら人生をよくしたい、僕はそう思います。
だから自分にとって何が楽しいか、何が喜びか、何に憧れていたか、何を目指していたのかを考えるいい機会だと考えます。
世間では、アフターコロナの状況を語った記事やメディアの情報などが溢れています。
生き方を変える、働き方を変える、それに伴って何か新しいことを勉強する。
全員にそれが必要かどうかはわかりませんが、少なくとも今の生き方や働き方に疑問を持っている人にとってはチャンスかもしれません。
いつでも希望はあります。その希望は、自らが絶望を希望に変えていくことによって生まれるものだと思います。
オリンピックは延期になりそうですが、なくなったわけではないですよね。
令和になってまだ一年と少ししかたっていない、日本だってこれからよくなるかもしれない。
春に訪れるはずだった希望や喜びはまだ、訪れていないだけですぐそこにあります。
地球が荒れ狂う中、得体のしれない不安の中、自分という存在を思い出いす
すべての人にとって、今はそんな時だと思います。
一息ついて季節を思い出す
僕は毎日お茶を飲みます。
お茶を飲んで一息ついて考えます。
お茶にはそういう力があります。
化学的な話をすると、お茶にはテアニンといううま味成分が入っていて、それが脳をリラックスさせてくれるのです。
お茶を飲みながら一息をつく、そして物思いにふけります。
リラックスしながら考え事をすると、いい案が思いつくことも少なくないです。
ひと昔前までどの家庭にも急須がありました。
そして仕事の合間、食事の後、ゆっくりお茶を飲みながら会話をしたり考え事をしたりして過ごしていたのです。
そんな生き方はとても充実していて、人生が豊かになります。
そして心に余裕が生まれるのです。
心に余裕が生まれたとき、人は新しいアイデアや目標が生まれます。
楽しみを見つけられます。
精神論にも思えるかもしれませんが、お茶の力は本物です。
どうせ考えるなら、お茶を片手にどうですか?