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みなさん初めまして!
私の名前は【チャバスティ先生】です。
今日もお茶の悩みを解決していきましょう。
チャバスティ先生!こんにちは!
先生、この間煎茶の淹れ方教室に行ったのですが、
その時の先生と同じ味が出せません。
それどころか家だとあまり美味しく淹れられません、、、なぜなのでしょうか?
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なるほど、とてもいいところに気づきましたね!
今日の疑問と悩み
・家で美味しいお茶を飲みたい
・お店や教えてもらったときと味が違うのはなぜ?
・多少は手間でも美味しいお茶を淹れたい
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初心者が最初に疑問に思うことですね。
私も最初はそうでした!
宮崎のおじちゃんに教えてもらうまでは
自己流のひどいお茶でしたよ、、、
では詳しく教えていきますね。
Contents
プロとの3つの違い
意識と技術の違い
・お茶の本質を知る
お茶の本質とはお茶がどんな飲み物か、どんな植物のどの部分を使っているのか、どう使われているのか、などです。
本質を分かることで改善や対策がしやすくなります。
サッカーで例えるなら、シュートやパスやフォーメーションなどです。
これらがしっかりしていなければ試合に勝つことはできませんよね。
・基本を叩き込む
何事もそうですが、お茶も基本がとても大事です。
教えてもらったとや調べたときは上手くできても、
次の時は忘れてしまっていたりすることがよくあります。
プロは基本が徹底されています。
この基本ができていれば、お茶の味が一段と美味しくなります。
一度淹れ方を振り返ってみてください。
・淹れるお茶すべてに愛情と改善の気持ちがある
恐らくここが一番大切なのではないかと思います。
淹れるお茶一杯一杯をすべて大切にするということです。
飲んでもらう人のために最高のお茶をという愛情と、常にいいお茶を淹れたいという改善の気持ち。
これを常に意識できるかどうかでお茶の味に差が出ます。
使っているお茶と道具の違い
・お茶
基本的に100g1000円前後の高級煎茶以上のものを使います。
高級とつくと手が出にくいイメージですが、実はお茶を知っている人の間ではスタンダードです。
美味しいお茶を飲むために少し奮発してみる気持ちで買って見ましょう。
・急須
急須は横手のものがいいです。
値段はともかく美味しいお茶を淹れている人と同じ形のものを使うようにしたいものです。
急須に関しては、値段はこだわらなくて大丈夫です。
・その他の道具
急須以外にもプロはたくさんの道具を使いますが、ほとんど代用がきくので心配はいりません。
湯冷まし→マグカップなどの陶器
茶さじ →カレースプーンorティースプーン
茶筒 →買ってきたお茶の袋をクリップで止めるか、ジップロック
茶釜 →やかん、ポットなど
お茶淹れに慣れてきたらこだわるのも楽しいです。
場数と経験
・飲んだ数
・淹れた数
・思考した時間
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これが一番大きな理由になります。
こればかりは今すぐにはどうすることもできません。
でも安心してください!
抑えるところをしっかりおさえたらお茶の味が格段に良くなります。
私自身もよくなった、抑えるべきポイントをお教えします!
プロが使っているお茶と道具
お茶
お茶は高級煎茶と呼ばれるものを使いましょう。
選び方としては
1.お茶の専門店で選ぶ
専門店であれば基本的にしっかりしたお茶が揃っています。
味の好みや特徴を言えば、店員さんがちゃんとオススメしてくれます。
ネットの場合は、Amazonや楽天でお茶を探し、製造元か販売元の
ホームページを見ます。
ホームページがしっかり作られていたら安心して買って大丈夫です。
2.100g1000円前後以上の煎茶を選ぶ
お茶を買うときの基準です。
最低でもこれぐらいの値段だと美味しいお茶が飲めます。
少し高く感じるかもしれませんが、1回で2煎飲むとしたら
1杯約25円です。
コスパはかなりいいと思います。
3.【普通蒸し煎茶】を選ぶ
おそらく最初は【普通蒸し煎茶】と【深蒸し煎茶】の
どちらかだと思います。
個人的には【普通蒸し煎茶】をお勧めします。
理由
・急須内の茶葉の様子がわかりやすい
・産地や品種間の味の違いが分かりやすい
・ごまかしがきかないので、比較的いいお茶が多い
これはあくまでも参考程度に考えてください。
【深蒸し煎茶】の方が好みだったり、行ったお茶の淹れ方教室で
【深蒸し煎茶】を使っていたことがある方などは、
【深蒸し煎茶】を選んでください。
急須
急須に関しては、画像のような横手のものがいいです。
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有名なものだと【常滑焼】などがあります。
ただ、値段も素材も最初はこだわらなくてよいと思います。
急須なら2000円前後でも間違いないですし、オシャレなものが多くあります。
本格的なものは慣れてきたころに買った方がいいです。
急須は割らない限り一生使えるものですが、本格的なものはお茶淹れに慣れてきてからでもいいと思います。
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一生ものなら一つを大事に使いたいな
それはあまりよくないんですか?
物を大切にすることはとてもいいことですね!
もちろんそれでもいいと思いますが、最初は選ぶのにとても苦労します。
ある程度分かってからの方が、選び間違える心配もなくなります。
あと、今後煎茶の他にほうじ茶や玄米茶を淹れるなら
古いものをそれらのお茶用にするのがいいかと思います。香りの強いお茶なので厳密には急須を分けたほうがいいのですよ!
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水
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これはちょっと盲点でしたね。
実はお茶淹れに水がとても重要です。
なぜならお茶は90%以上は水です。
水が美味しくなければ当然お茶も
美味しくなりませんね。
美味しいお茶を淹れるための水ベスト3
1.お茶の産地と同じ場所の水
問答無用で美味しいお茶になります。
お茶が成長するため吸い上げてきた水と同じ質の水であれば味が
なじむからです
2.ミネラルウォーター
概ねいいお茶が淹れられます。
こだわる人はどこのメーカーがいいか飲み比べるほどです。
3.やかんで5分ほど沸騰させた水道水
最低限やっておきたいことです。
可能であれば蛇口に浄水器がついているのであれば必要ないです。
水道水には塩素が含まれていて、その塩素はうま味を抑え渋みを強調させます。
場合によってはメリットになりますが、飲み比べるとやはり塩素がない水の方が圧倒的に美味しいです。
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これは確かにそうかもしれない。
ミネラルウォーターで淹れたお茶はキレがあるんですよね。
そうですね!一度その味を知るともう戻れないですよね!
最初は特にこだわらなくていい部分かもしれませんが、少なくとも一番大事だということは覚えておいてくださいね。!
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お茶入れで意識をするところ
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ここからが一番重要なんですね!
しっかり理解します!
1お茶を知る
お茶の特性を知り、どんな味にしたいかを決めることを意識してみましょう。
一般的に、温度が70℃前後と低めなら【うま味】がよくわかり、
80℃以上と少し高めなら【香り】と【渋み、苦味】が強調されます。
淹れるお茶によって適切な条件というのがあり、それが味の違いを生み出します。
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淹れ方だけに注目してしまうとよく起こります。
お茶にはそれぞれにあった淹れ方があります。
それを意識することで各段に味がよくなります。
2お茶を見る
自分が今淹れようとしているお茶がどんなお茶なのかを見ることが大切です。
見るポイントは次の3つです。
・お茶の種類(淹れ方を決める)
・お茶の蒸し具合(淹れ方を決める)
・お茶の品質(お茶の状態を見る)
1つ目のポイントは、お茶の【種類】を見る事です。
お茶の種類とは、【煎茶】なのか【ほうじ茶】なのかというような、種類の事です。
よくあるのが、【煎茶】、【かぶせ茶】、【玉露】、【番茶】です。
これらのお茶は形状が似ていますが、淹れ方は全く変わります。
2つ目のポイントはお茶の【蒸し具合】をみることです。
お茶の蒸し具合とは、【普通蒸し】or【深蒸し】の事です。
同じ煎茶ですが、淹れ方が全く変わってきます。
パッケージに書いてありますが、わからない場合はお店の人に聞いてみてください。
また、お茶を淹れたときの見分け方は、
無色透明なら普通蒸し、沈殿物があり、透明とは言えない状態なら深蒸です。
3つ目のポイントは、お茶の【品質】をみることです。
品質というのは、お茶の劣化具合・状態のことです。
煎茶は空気に触れて劣化すると、【青のりのような香り】がします。
この香りがしたら、最初みたいなうま味や香りはあまり感じられません。
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まずは種類です。違う種類のお茶を見た目が同じだからといっていつも通り淹れてしまったら、とんでもない味になってしまいます。
また、普通蒸しと深蒸しの違いはとても重要で、淹れ方のコツが全く変わります。
最初はどちらかに統一して慣れたほうがいいですね。
3急須のお茶の様子を見る
今日のこの記事は、ここだけ読んでもらえたら大丈夫です!ってぐらい重要なお話。
これがかなり使えるテクニックです。
恐らく誰も教えてくれない方法です。
急須の中の茶葉の様子を見ます。
急須の中を見る2つの理由
・お湯のだいたいの温度を決める
・湯呑に注ぐタイミングがわかる
1.お湯のだいたいの温度を決める
まず急須を熱湯であらかじめ温めておきます。
十分温まったらお湯を捨てて、茶葉を入れ、軽く広げます。
蓋をして5秒後ぐらいに蓋を開けて香りをかぎます。
この時の香りでお湯の温度をだいたい特定することが出来ます。
香ばしい香りが強ければお湯の温度は高め、
逆にフレッシュな香りが強ければお湯の温度は低めで淹れてみます。
この時の香りでお湯の温度をだいたい特定することができます。
その香りが香ばしいと、茶葉の火入れが強いので熱めのお湯で香りを活かします。
逆に自然な香りが強く出たフレッシュな香りだったら、うま味や甘味を活かすため、低い温度で淹れます。
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初めて淹れるお茶など状況がわからない時に便利な方法です。
いろいろな見方がありますが、最初は難しいので香ばしい香りの有無ぐらいを意識しましょう。
慣れてくると、特徴のあるものであれば品種も特定できますよ。
2.注ぐタイミングについて
急須にお湯を入れて、お茶を蒸らし始めたときに蓋をせずそのまま
中の様子を見続けます。
茶葉の葉の開き具合で湯呑に注ぐタイミングがわかります!
1煎~2煎で終わる場合は、70%
3煎以上は開きが40%
これを覚えておけば絶対に失敗しません!
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開き40%ぐらい 開き70%ぐらい
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開き0% 開き100%ぐらい
お茶は葉の開き具合と成分の抽出バランスがだいたい比例します。
100%開くと、それ以降に抽出された成分は余分で、渋くなりすぎたり苦くなりすぎたりと味が狂います。
しかし70%ほどで注ぎ始めると、注ぎ終わったぐらいでちょうどよくなります。
この方法のすごいところは、お湯の温度を選ばないことです。
熱湯を使ったとしてもこれを覚えておけば普通に美味しいお茶が淹れられます。
注意点としてはこの方法は煎茶だけなので、玉露やかぶせ茶などのうま味を活かすべきお茶は、それぞれの淹れ方でお楽しみください。
![チャバスティ先生](https://k-tea-net.com/wp-content/uploads/2020/04/20200430070949-300x300.jpeg)
茶葉の開き具合でお茶の味の基準を作ることが出来ます。
お茶によって成分の抽出量が多い方がいいもの、少ない方がいいものがあります。
それを見極めるのにも慣れておくといいですね。
ただ、煎茶に関しては70%の開き具合で注げば美味しく淹れられます。
先生、皆が知りたいお茶淹れを簡単にする方法とはこのことだったんですね!
![あさひ](https://k-tea-net.com/wp-content/uploads/2020/04/20200430073943-300x300.jpeg)
終わりに
![チャバスティ先生](https://k-tea-net.com/wp-content/uploads/2020/04/20200430070949-300x300.jpeg)
あさひさん、いかがでしたか?
今日から美味しいお茶が淹れられそうですか?
ありがとうございます!とても勉強になりました!
まとめると
1.プロとの違いは、本質と基本と意識
2.淹れるときは、茶葉の開き具合が大切
3.使うのは100g1000円前後のお茶と横手の急須
ですね!
![あさひ](https://k-tea-net.com/wp-content/uploads/2020/04/20200430073943-300x300.jpeg)
![チャバスティ先生](https://k-tea-net.com/wp-content/uploads/2020/04/20200430070949-300x300.jpeg)
そうですね!
すぐにはできないかもしれませんが意識していきましょう。使うものに関してはやたらと高いものは必須ではないですが、最低限のものは揃えましょう。
皆さんが普段から手に入れられるもので、とても美味しいお茶が淹れられます。
はい!
ありがとうございます!
頑張ります!
ところで宮崎のおじちゃんって、
誰なんですか?
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お茶のことを誰よりも愛している人です。
ここへも遊びに来てくれるといいですね!
では、今日はここらへんで失礼しますね。