茎茶って何?煎茶とは何が違うの?
と、思った方はいらっしゃいませんか?
その答え、お教えします!
茎茶は緑茶の出物といい、茶葉を選別する際に出てくる副産物です。
しかし、副産物でありながら存在感は大きく、味も風味も一級品が多いです。
今日のお話
・茎茶とは
・茎茶の特徴、味や風味
・効能
・茎茶の淹れ方
それでは行ってみましょう。
茎茶とは
茎茶とは


茎の部分だけを集めた
茎茶は、茶が摘まれた後選別の工程を経て、葉、茎、粉という形でそれぞれ分けられる。
その茎の部分だけを集めて製品化されたお茶を茎茶としている。
茎茶、白折れ茶、雁金茶
茎茶の呼び名
茎茶は複数の呼び名があります。
一般的には【茎茶】か【棒茶】が広く使われますが、関西を中心に西日本では【白折れ茶】と呼ばれることが多いです。
また、玉露などの高級茶の茎を使った【雁ヶ音茶】という者も存在します。
玉露の茎を使用していますが、価格はそれほど高くなく、購入しやすい金額であることが多いです。
茎茶の特徴
とにかく甘い
茎茶はとにかく甘いお茶になります。
理由
うま味や甘味の成分であるテアニンなどのアミノ酸類が葉の2倍以上含有されている
茎茶の甘さはには驚きます。
まるで砂糖を入れたかのような甘さは、初めて飲んだ人がたいてい衝撃を受けます。
水出し冷茶などは特に甘さが協調されるため、茎茶の甘さを最大限に楽しむのにお勧めです。
甘さを最大限にい活かしたお茶
加賀棒茶、加賀棒ほうじ茶とも呼ばれるこのお茶は、茎茶の甘さを最大限に活かされたお茶になります。
もともとほうじ茶自体が甘さが協調されたお茶であるため、より際立ちます。
一度この加賀棒茶を飲んでしまうと、その他のほうじ茶には戻ってこれなくなります。
勇気のある方は試してみてください。
香りは木に近い
茎茶は煎茶のような緑茶とはかけ離れた香りがするのが特徴です。
リナロールやゲラニオールといった紅茶に多く含まれる成分が茎茶にも多く含有されている。
木そのものの香りに近い
香りについては、木の香りという表現が一番近いです。
本来のお茶の香りとは全然違うので、一味違うお茶を楽しめます。
カテキンとカフェインの含有量が少ない
茎茶は葉の部分に比べてカテキンとカフェインの含有量がおよそ半分になります。
カフェインが少ないため、小さなお子様や妊娠中の方でも比較的飲みやすいお茶になります。
甘さも強いので、飲みやすいお茶です。
茎茶のデメリット
カテキンとカフェインの含有量が少ないため、味に重みがない
緑茶において、カテキンとカフェインは味の構成に大きく関与しています。
特に渋味であるカテキンはお茶の味わいの要であり、抽出量が少なくなれば味に重みがなくなり、淡白な印象を受けます。
水出し冷茶や、すっきりと飲みたい方にはこれ以上になく飲みやすいのですが、普段渋味の効いたお茶やある程度重みのある温茶が好きな方であれば少し物足りない印象になります。
茎茶の効能
茎茶の効能は主にテアニンによるものです。
リラックス効果
テアニンの含有量が多いため、大きなリラックス効果をもたらします。
70℃前後のお湯か、水出し冷茶でより多く摂取できます。
睡眠の質の向上
寝る前に飲むことで睡眠の質を向上させることが出来ます。
通常の緑茶はカフェイン含有量が多いため、寝る前に飲む際は水出し冷茶をお勧めします。
しかし茎茶はカフェイン含有量がとても少ないため温茶でも飲むことが出来ます。
あまり強くはないですが、カテキンの効能
含有量は少なめですが、カテキンは含まれているので通常の緑茶と同じようにカテキンによる効果はあります。
ただし、煎茶などの半分の量しか含まれていないため、そこは注意が必要です。
淹れ方
温度は少し高めで香りを活かす
手順
1:お湯を沸かす
2:急須に茶葉を2g入れます(ティースプーン山盛り1杯)
3:お湯を少し冷まして急須に入れる
4:1分待ち、湯吞に注ぐ
茎茶はカテキンとカフェインの含有量が少ないため、少し高めのお湯で淹れても渋く苦くなりにくい。
そして、カテキンとカフェインが少ない分味に重みがなくなるため、香りを利かせてまとめる。
温度が高くなると香りが利きやすくなるため
白折れ茶です。評判がいいので紹介します。
こちらは雁ヶ音茶です。
水出し冷茶ですっきりと飲む
手順
1:お茶ボトルに茶葉を10g入れる(ティースプーン山盛り5杯又はカレースープ山盛り2杯)
2:ボトルの9割水を入れて冷蔵庫で3時間以上置く
テアニンをはじめ、アミノ酸類が豊富なため、抽出温度が低ければ低いほど甘さが際立つ。
60℃や50℃のお湯で淹れるのもいいですが、思い切って水で淹れたほうがより甘味の強いお茶が出来上がります。
加賀棒茶は熱湯で
手順
1:お湯を沸かす
2:急須に茶葉を5g入れる(カレースープ山盛り1杯)
3:急須にお湯を入れる
4:1分待ち、湯呑に注ぐ
もともとほうじ茶はカフェインがほとんどないことと、香りを利かせるために熱湯で淹れることが多いです。
加賀棒茶も例外なく熱湯で淹れたほうが美味しいです。
リラックス効果のある香り成分のピラジンが、熱湯で淹れたときにより多く出ます。
加賀棒茶も水出しがおすすめ
加賀棒茶の水出し冷茶は本当においしいです。
甘露水とまで言われるほどの甘味は他に肩を並べられるお茶はありません。
是非飲んでみていただきたいです。
淹れ方は茎茶の水出し冷茶と同じです。
手順
1:お茶ボトルに茶葉を10g入れる(ティースプーン山盛り5杯又はカレースープ山盛り2杯)
2:ボトルの9割水を入れて冷蔵庫で3時間以上置く
おわりに
いかがでしたでしょうか。
茎茶はお茶屋さんでよく販売しています。
甘味の強いお茶が飲みたい時は茎茶が一番お勧めです。
また、番茶と同様にカフェインの含有量がすくないため、小さなお子様や妊娠中の方にも手に取っていただきやすいお茶です。
淹れ方も、カフェインが少ない分少し熱めのお湯も使えるため、寒い冬にもおすすめです。
それではよきティーライフを。

コメント
コメント一覧 (2件)
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