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映画【アバター】は生成AIでは作れない即答した監督も二番煎じから始めた

今から何かを始める人、何かに興味を持つ人の中にはこんな悩みを持った人もいるのではないかと思います。

今から自分が勉強したって、すごい人はたくさんいるのに、そんな人と肩を並べるなんてできるのか

何をしても二番煎じ、新しいアイデアは出きった、AIがなんでもしてくれる時代、、、、
私も同じ、そんな時代を生きている一人の人間ですが、可能性の中に生きていると信じています。

私はお茶の世界に携わってまだ10年そこそこです。
まだまだ短い月日ですが、これまでの経験とたくさんの出会いの中で教えてもらった、こんな世の中で新しいものを生み出す力のつけ方、考え方を今日はお話します。

これから新しい道を進もうとしているあなた。
始めたことを止めなければ、それだけで自然と新しいものが生まれてきます。

目次

名曲であろうと数えきれない曲の内の1曲でしかない

「どんなにいい曲を作っても、その曲は大海原に落ちるたった一つのしずくでしかない」

これはミュージシャンである【ポルノグラフィティ】のギタリストである新藤晴一さんが、ライブのMCで放った言葉です。


有名なメジャーアーティストがなぜもっと自信に満ちたことを言わないのか、とても不思議でライブ会場での当時のことを今でも鮮明に覚えています。
しかし、謙虚でありながら自分たちの仕事の本質を理解したとても心に残る一言だったと、数年後に理解したのでした。

これから何かを始めるに際して、誰かと肩を並べようと思わなくていい

世界中にミュージシャンがどれだけの数存在しているのでしょうか。
数百というようなレベルではありません。日本国内だけでもとんでもない数のミュージシャンがいます。
その人たちはみなすごい人ばかりです。

そして、それぞれにたくさんのファンがいます

あなたはこれからミュージシャンになるためにギターを練習し始めますか?
もしそうだとして、すごいミュージシャンに圧倒され、萎縮するときがあるかもしれません。

でも大丈夫です。

最初はきっとあんな人になりたいと、憧れて始めたはずです。
そしてその気持ちを忘れずに続けていった人たちがたくさんのファンを作り、大きな舞台に立っています。

まずはその分野を彩る一人になることを志す

一つの分野や世界、業界というのはたくさんの人やその人たちの作品があって成り立っています。

スポーツも映画も、数多の選手、数多の監督や俳優がいて、たくさんのチームとたくさんの作品があってその分野は多くの人に支持されます。
スポーツや映画のみならず、どんな世界も同じです。

そしてその人たちが作り出すものは、多くのそれの一つに過ぎません。

あなたがこれから始めるその分野において、その分野を彩る一つを目指してください。
もちろん何かの拍子にその分野で表彰されることもあるかもしれません。
しかし、それを目指すだけでなくその分野に長く携わり、盛り上げようという気持ちを持ち続けていれば、
気づけばとんでもない場所に立っているのです。

その時もしかしたら、憧れのあの人と肩を並べているのかもしれません。

私自身も、今お茶の世界を盛り上げたくて奮闘しています。
少しでも多くの人にお茶の良さを知ってもらいたい、おいしいお茶を飲んでもらいたい。
私の淹れる1杯のお茶は、数多のお茶の中の1杯でしかないです。
それでもその1杯が一人の人に喜びを与えられるかもしれません。

それでいいのかもしれません。

一つのことに向き合ってきたからこそ理解できる領域がある

一度始めたことを止めなければ、気が付いた時に想像もつかないような理解をしていると言います。

生成AIで映画「アバター」を作ることはできない

2025年12月19日、映画【アバター】の3作目が全国公開されます。
1作目は世界興行収入歴代1位、2作目3位ととんでもない記録を生み出してきたシリーズです。

そんな映画の監督であるジェームスキャメロンは映画のすべてを知り尽くしたと言っても過言ではありません。
プロデューサーとしても数々の功績を残してきたジェームスキャメロンはヒットメーカーとしても有名です。
映画を知り尽くし、探求し続けてきたからこそ成し遂げられる偉業ではないでしょうか。

最新技術である生成AIよりも上の技術を行く

とある番組インタビューでこんなことを答えていました
「生成AIでアバターのような作品を作ることは可能ですか?」

答えは「いいえ」でした

御年71歳のジェームスキャメロンは自身の作品に生成AIを持ち込みません。

使用される小道具は数年かけて製作され、キャラクターの動きや表情は実際の俳優が演じたものを使います。
映像にCGは使いますが、風景などは実際の自然を撮影するなどアナログの技法を多く取り入れます。

長年映画に携わった監督が、最新技術である生成AIよりも上を行くと自身をもって答えたのです。

長く向き合っているとその分野の本質を理解でき、誰にも越えられないものを得る

ジェームスキャメロン監督が生成AIに「アバター」を作れないと答えられたのは、映画の本質を誰よりも理解できているからにほかなりません。
もちろん生成AIについても理解がありますが、映画がどうやって製作されてきたのかという歴史や、どんな作品が人々に受け入れられてきたかを一番身近に感じてきたからではないでしょうか。

これは数年程度ではたどり着けない領域になりますが、どんな分野でもどんな人でもたどり着ける領域ではあります。

私が出会ってきた人の中に同じ分野に長く携わっている人がたくさんいました。
その人たちが言っていたのは、

どんなに本やネットで知識を得ても理解できないことが、逆に、そんなに知識を集めなくてもずっと続けることでわかってくることがある

ずっと携わることで理解できることというのは、ずっとやり続けないと絶対に分かりえないとこだと思います。

お茶の世界でもそうですが、緑茶を熱湯淹れることや、茶道の一番大切なことが所作ではなく気持ちであるということも長く携わることによって理解できることだと思います。

そこで得た理解は権威性は、誰にもまねできない唯一無二のものを生み出すきっかけになります。

自分が感動したことで誰かを感動させることはできる

ではどうやってつづけていけばいいのでしょうか。

誰かを感動させることを目指す

あなたが何かを始める時、そのことについて感動したからではないでしょうか。

見て、聞いて、触れて、心が動いたものに憧れを抱いたのではないでしょうか

それが動機であれば、その分野で誰かを感動させることが出来ます。
それを目指すことが一番の近道であり、長く続けるきっかけになります。

感動させることは簡単なことではありません。
しかし、あなたが感動した経験があるなら、なぜ感動したのかを追求しながら続けてください。

実は、多くの人は感動を追求することや長く続けることをしていません。

世の中にはすごい人が数えきれないほどいます。
それを目ぜしている人も数えきれないほどいます。

ただ、それを目指して探求しつつ続けられている人はそんなに多くはいません。

例えば、毎日朝昼夜の3回お茶を淹れてください、そうすればお茶の権威になれるかもしれません。
そういわれた100人の人が1か月後にこれを実行できている人は10人にも満たないのです。

だからあなたには大きな可能性しかないのです。

あなたが得た知識や経験からはあなたしか作れないものが出来上がる

あなたの経験で作り上げたものはあなたにしか作ることが出来ません。
それはどんな分野のどんなものでもです。

たとえ同じようなことをしたとしても、決して同じではありません。

お茶に携わって1年目の人と20年携わった人が同じ条件でお茶を淹れたとき、味に圧倒的な差が生まれます。
同じことをしたとしても、結果は全く違うものになるのです。

長く続けたことは二番煎じであっても価値のあるものである可能性が高いのです

このブログも同じです。
お茶のことを専門にしているブロガーはたくさんいます。
私自身同じようなことを二番煎じ的に行っています。
そんなブログを読んでいただけるのであれば、私の経験と知識があなたに役に立つように少しいいように働いてくれているということになります。

最後に

誰もが何かを始めたときは二番煎じでスタートします。

そしてその中から誰も思いつかなかった新しいものを生み出すのです。
大切なのは、一度始めたことを止めないこと。
長く携わっていくその先にあなたも想像がつかないような世界が待っています。

まだまだ長い道のりではありますが、私は1杯のお茶でそのきっかけをつかめたのではないかと思っています。
あなたにもそのきっかけが訪れる日がやってきます。

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