妊娠中や授乳中でもお茶を飲みたいのですが、カフェインが気になります。
妊婦さんや赤ちゃんが安心して飲めるお茶を教えてください。
妊婦さんや赤ちゃんが安心して飲めるお茶は、【カフェインレスのお茶】か緑茶であれば【番茶】です!
カフェインは赤ちゃんや小さなお子さまに影響を与える可能性があるので妊娠中のお母さんや授乳中のお母さんも摂取しないほうが良いです。
一方で、どれだけの量を飲むと影響が出るのかという基準や数値は存在しません。
カフェイン摂取は少量であれば問題はないと言われておりますが、実際は摂取しないことが一番安心ではあります。
とは言えお茶やコーヒーが好きな人、健康のために続けていた人にとっては欠かせないものであると思います。
今日は妊娠中や赤ちゃんでも飲めるお茶と、カフェインがどうして危険なのかについてお話していきたいと思います。
本記事は保険機関の情報と茶に関する研究結果及び国内における文化、知見、経験に基づいて記事を執筆しています。
カフェインに関してはその影響に個人差が見られるため、体調がすぐれない場合や心配な場合は必要に応じて担当の医師と相談のもとお選びいただき、飲用されることを推奨しております。

妊娠中、授乳中、赤ちゃんが安心して飲めるお茶
お母さん、赤ちゃんが安心して飲めるお茶は以下のお茶になります。
赤ちゃんも安心して飲めるお茶ではありますが、普段お茶を飲み慣れない方や少しでも不安がある方は4歳ぐらいから飲ませることをお勧めします。
お茶
・番茶
・水出しのお茶
・カフェインレスのお茶
・カフェイン含有量がゼロのお茶
番茶
番茶は秋口以降に摘まれたお茶を製茶したものです。
番茶は煎茶に対してカフェイン含有量が少なく、通常は煎茶の半分ほどになります。
お茶を摘む時期が早くカフェインが多く残っていたとしても煎茶に対して2割減ほどになります。
国内には古くから妊婦さんや赤ちゃんに番茶を飲ませている地域が複数存在し、健康の促進や食育に役立ててきました。
番茶にもカフェインは含まれているのに大丈夫なの?
番茶は他の緑茶に比べてカフェインの含有量が低いのが特徴なんだ。
更に【秋冬番茶】や【三年番茶】といったものは収穫時期をギリギリまで遅くしたり、熟成させることで更にカフェインの含有量が少なくなるんだ。
そして極めつけは、緑茶のカフェインはコーヒーなどの他の飲料に比べてとても穏やかに体内に吸収されるという特徴だ。
カフェイン含有量はゼロではないけれど、これらの条件を踏まえると番茶は比較的安全な飲み物になるんだよ。
古くから妊婦さんや赤ちゃんに番茶を飲ませている地域もあるぐらいだから、
水出しのお茶
お茶を水出しで飲むことでカフェインの抽出量を抑えることが出来ます
お茶を水出しで抽出すると、カフェイン量は煎茶でい杯約10ml以下と通常の3分の1程度まで抑えられます。
水の温度は低ければ低いほどカフェインの抽出量は抑えられ、氷水(約0℃付近)のお水ではカフェインの抽出はほぼ0になります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください

カフェインレスのお茶
緑茶や紅茶からカフェインを抜き取る加工をしたお茶になります。
「緑茶は飲みたいけどやっぱりカフェインがどうしても気になる」という方はカフェインレスのお茶がお勧めです。
商品名に【カフェインレス】や【ノンカフェイン】などの言葉が記されているので見分けがつきやすいです。
検索すればネットでも簡単に手に入れることが出来ます。
デメリット
カフェインレスにはたった一つ【味が物足りない】というデメリットがあります。
お茶の風味においてカフェインという成分はとても重要な役割を持っています。
水出しで飲む場合も、番茶のようにカフェイン含有量が低いお茶でも、ほんの少しカフェインが含まれているだけで風味が全く変わってしまいます。
気にならない人も多くいますが、普段お茶を飲み慣れている人にとっては少し物足りなく感じることがあります。
お茶の風味は成分のバランスが複雑に絡み合っていて、正直まだ解明されていないことの方が多いのが現状なんだ。
ただ、カフェインの有無による風味の違いは専門家としてはかなり大きな問題となっている。
とは言えカフェインレスの方が飲みやすいという人もいるから一度飲んでみるのもいいかもね。
安心だしね。
カフェイン含有量がゼロのお茶
もともとカフェインが含まれないお茶を選ぶことも一つです。
ただし、緑茶カテキンなどの栄養素が含まれないので健康効果としては物足りない場合があります。
カフェインが含まれていないお茶
・麦茶
・ルイボスティー
・ハーブティー
・健康茶(黒豆茶、笹の葉茶など

カフェインの一日の摂取量の上限
妊娠中、授乳中、赤ちゃんの一日のカフェイン摂取量の目安です。
赤ちゃんに関しては直接飲ませることはないと思いますが、お母さんもあまり飲みすぎはお勧めしません。

番茶に関して
番茶に関してはカフェイン含有量が少ないですが一日の目安としては表の煎茶と同じ杯数ぐらいをお勧めします。
カテキンの含有量が煎茶よりも多くなるので、同じぐらいの量でも十分な健康効果が得られます。
赤ちゃんや小さなお子様の摂取量は
赤ちゃんや小さな子供のカフェイン摂取量の規定や基準は難しいです。
医学的な臨床試験などが困難なため、はっきりとした数値を設定することが難しいです。
上記表の右下に【カナダ保健省、欧州食品安全機関】の情報を掲載しております。
お子様に飲ませる際は4歳ぐらいからを推奨しています。
地域によっては1歳ぐらいから飲ませているところもありますが、お茶を飲み慣れない方や少しでも不安な方は無理せず飲ませていきましょう。
詳しくはこちらの記事をどうぞ

カフェインが人の身体に及ぼす影響
カフェインは自然界では【毒】として存在します。
多くの生物にとっては体に異常をきたす成分であり、強い覚醒作用や生物によっては命を落とすほどの効力があります。
ではなぜ分解し無毒化できるのに、妊婦さんや赤ちゃんなどの子供は飲むことができないのでしょうか。
カフェインは代謝機能が歩かないかで有用にも毒にもなる
妊婦さんや赤ちゃん、小さな子供がカフェインを飲めない理由は【カフェインの代謝機能】に関係します。
カフェインは体内に残り続ける限り我々の身体に影響を及ぼすのです。
妊婦さんは通常時よりカフェインの代謝に時間がかかります。
同じく赤ちゃんを含む子供もまたカフェインの代謝に時間がかかります。
カフェインは自然界では毒であるという表現をしているけど、赤ちゃんにしても子供にしても摂取したら直ちに身体に影響を及ぼすものではないから安心してほしい。
しかし、妊娠前に毎日3杯のコーヒーを飲んでいたという人が妊娠中もそのまま同じ量のコーヒーを飲むというのはお勧めできない。
カフェインの少ない飲み物を少しずつ飲むことや、子供の間はコーヒーを与えないなどの工夫をしながらほんの少しぐらいなら摂取しても大丈夫。
妊娠中のお母さんがカフェインを摂取すると
ところが妊婦さんや授乳期のお母さんはカフェインを半分分解するのに、6時間~16時間かかります。
これにより、赤ちゃんが高濃度のカフェインに影響される時間が長くなります。
赤ちゃんに及ぼす影響
・低体重で生まれてくる可能性が高くなる
・流産のリスクが増える
・胎児の発育不全
上記の症状はどれくらいの量のカフェインがどの程度赤ちゃんに影響するかの科学的根拠は十分ではありませんが、流産のリスクが高まることや低体重の子供が生まれるなど報告があるので、あまり多く摂取することは避けた方がよいとさています。

カフェインの代謝には個人差があるからカフェインに強い人もいるのでは?
確かにカフェインの代謝能力には個人差がある。
だからと言ってカフェインに強い人が代謝にかかる時間を急激に早めることはできないんだ。
カフェインの代謝能力については通常事にどうかという考えでいたほうが良い。
妊娠中や授乳中など特殊な状況下ではあまり参考にならないと考えたほうが安心だね。
詳しくは下の記事を見てほしい

授乳中のカフェインで赤ちゃんに及ぼす影響
赤ちゃんがカフェインを摂取すると次のような症状が現れます
・寝つきが悪くなる
・興奮する
・落ち着きがなくなる
・よく泣く
赤ちゃんは生後3~5か月で摂取した半分の量のカフェインを代謝するのにおよそ14時間、新生児で100時間もかかると言われています。
カフェインは血中に存在する限りカフェインの影響を受け続けることになるので、代謝に時間がかかるとより大きく悪影響を及ぼすのです。
カフェインは子供の成長に影響を与える
カフェインは12歳未満の成長期の子供にとっては有害な成分です。
4歳ごろから摂取すること自体は可能になってきますが、明確な基準や摂取量の規定がないのでなるべく多く摂取しないことが望ましいと考えられます。
お子様の成長のために、飲むお茶をしっかり選んであげましょう。
お勧めのお茶
お母さんも赤ちゃんも安心して飲めるお茶をいくつかご紹介しておきます。
希少な春番茶
番茶は通常秋口ぐらいまでに摘まれたお茶を使いますが、冬を越してから春に摘まれたお茶を番茶にする場合があります。
それが【春番茶】です。
近江は古くから赤ん坊にお茶を飲ませる文化が根付いているのでその点でも安心です。
三年番茶
三年番茶とは、番茶を3年以上熟成させて風味を優しくした番茶です。
最大の特徴は熟成させることでカフェインの含有量を極限まで低くさせられることです。
こちらも無農薬での栽培ですので、安心してお飲みいただけます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
妊娠中や授乳中だとカフェインが気になりますよね。
普段私たちの身近にあるものであるが故に、しっかり向き合わなければならないものだと思います。
ただ、あまり心配することはありません。
飲みすぎさえしなければ母子ともに大きな影響を及ぼすことは考えにくいと言われています。

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