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インフルエンザ予防にお茶がいい理由

毎年冬になると話題に上がるのがインフルエンザの流行です。
ここ数年はコロナウィルスの流行もあり、ウィルス感染により敏感になっている傾向があります。

予防接種をしていても安心とは言い切れません。

そこで、インフルエンザ対策として、お茶を飲むことをお勧めします。
日々しっかり栄養と睡眠をとり、免疫力向上をはかりつつお茶を飲むことでよりインフルエンザに強くなる。

目次

お茶に含まれるカテキンは、ウィルス感染を防ぐ

カテキンがウィルス感染に効果的だと耳にしたことがあるかもしれません。
厳密に言うと、ウィルス感染を防ぐカテキンを含むお茶があるという話になります。

効果があるお茶されているのは、緑茶類と紅茶類です。

有効なカテキンを持つ緑茶

ウィルス感染予防にいいとされるカテキンを含む緑茶は次の通りです

・煎茶(浅蒸、普通蒸、深蒸)
・釜炒り茶
・番茶
・茎茶
・荒茶
・芽茶

一般的に手に入りやすいお茶の種類として以上になります。
これらのお茶には【エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート】というカテキンが含まれています。
このカテキン類はインフルエンザウィルスのようなスパイク型というウィルスの感染経路を阻害する働きを持ち、無効化してしまうのです。

飲み方

インフルエンザ予防に有用なカテキンはお湯で淹れたお茶を飲むことで摂取できます。

①お湯を沸かす
②沸騰したら5分ほどわかして火をとめる
③一冷まししたお湯、70℃~80℃ぐらいにするのが好ましい。
④急須にお茶を2gまたはマグカップにティーパック1つ淹れる
⑤③で冷ましたしていたお湯を注ぐ
⑥1分ほど待つ

紅茶の効能

紅茶にはテアフラビンとテアルビジンというポリフェノールが含まれています。
テアフラビンは緑茶に含まれるカテキンが発酵の過程で変化したものになります。
効能としては、抗酸化作用や抗菌作用、生活習慣病予防などカテキンと似たような効果を持ちます。
比較するとそれぞれ作用が強い効果はありますが、抗菌作用(抗ウイルス作用)としてはどちらも同じような
感じになります。

お勧めの紅茶


紅茶であれば種類は問いませんが、アッサムティーがテアフラビンの含有量が一番多いとされています。

飲み方

熱湯で抽出した通常の飲み方であれば効果があります。
効果を最大限に引き出すために、ストレートで飲むことをお勧めします。
砂糖やレモンを入れて飲むのは問題ありませんが、ミルクを入れるとポリフェノールの効果が弱まります。

PETボトルのお茶はどうか

お茶を一番手ごろに飲む方法としてPETボトルという方法があります。
しかし、PETボトルのお茶に関しては

高濃度カテキン含有のお茶が有効

PETボトルのお茶でインフルエンザを予防するのであれば高濃度カテキン含有のお茶がいいです。
トクホ系のお茶がそうなります。

2019年から数年東京で仕事をしていたころ私もPETボトルのお茶を利用していました。
毎日満員電車にのり、人と会うことも少なくないそんな生活を数年続けていました。
現在にいたるまで予防接種もなしで、コロナはおろかインフルエンザにもかかることはありませんでした。
これだけが要因とは言えないかもしれませんが、お茶のカテキンの効果は十分にあったと考えられます。

トクホ系のお茶を口に含んだだけでおよそ1時間、口内にカテキンが残ります。
水分補給をするような感じで1時間から2時間に1度のペースで一口飲むだけです。

ちなみに、通常のお茶に関してはカテキン含有量に期待ができないため、ないよりはマシ程度に思っていただいたほうがいいです。

トクホ系のお茶は飲みすぎに注意

インフルエンザ予防におすすめするトクホ系のお茶ですが、決して飲みすぎないようにしてください。

1日1本以下!! これだけは守ってください。

ウィルス感染をの予防だけでなく、脂肪の吸収を抑えるなどいろいろな効果がある有用なお茶ですが、
飲みすぎると肝臓にダメージを与えてしまう可能性があります。

一口飲むだけで予防になるため、たくさん量を飲む必要もありません。
また、脂肪吸収の抑制も、量を飲んでも効果が大きくなるわけではありません。

外出時に持ち歩き、1日かけて飲み切る。
1日3食で1本飲み切る。
余ってしまったら、もったいないかもしれませんが捨ててしまっても構わないぐらいに思います。

どんなものでも飲みすぎ、食べ過ぎは体に毒ですが、高濃度カテキン含有緑茶も例外なく体を傷つけます。

1日1本以下!! をしっかり守って快適な毎日を過ごしてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
これからの季節、風邪やインフルエンザなどが増えてきます。
緑茶のカテキン、紅茶のテアフラビン、インフルエンザだけでなく風邪の予防になってくれます。

普段お茶を飲んでいる人も、そうでない人も、この冬をお茶の力も借りながら乗り切っていきましょう。

素敵なティーライフを。

ウィルス感染や免疫に関して詳しく書いていますので、もっと知りたい方はこちらの記事もお読みください。

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