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花粉症に効く飲み物である緑茶、べにふうきのメチル化カテキンとは

緑茶が花粉症に効くって本当?

はい!花粉症の症状を緩和させる緑茶があります☺

緑茶にはアレルギー反応を抑制し、緩和する力を持つものがあります。
【べにふうき】というお茶がそれです。

緑茶には基本的にアレルギー緩和をする成分が含まれていますが、この【べにふうき】特に多く含まれます。

今日のお話

・緑茶にはヒスタミンを抑制する【べにふうき】
・べにふうき(緑茶)の飲み方と効果
・そもそも花粉症とは
・花粉症の人が増えた原因
・花粉症を改善させる可能性がある方法

それでは行ってみましょう。

目次

緑茶にヒスタミンを抑制する【べにふうき】

緑茶の中にはアレルギー反応を抑制するものがある。

茶の【べにふうき】という品種には、ヒスタミンの放出を抑えるメチル化カテキンが含有されている

アレルギーはヒスタミンという物質が放出されることで引き起こされる。
べにふうき(緑茶)にはヒスタミンの放出を抑えるメチル化カテキンが豊富に含有されており、花粉症などのアレルギー反応を抑制する効果が期待されている

べにふうきのメチル化カテキン

ダージリン系統(枕Cd86)の品種とアッサム系統(べにほまれ)の品種を掛け合わせて作られた、紅茶系の品種です。
香りもダージリンティのような、高原系の香りがします。

メチル化カテキン呼ばれる、エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレートという物質を多く含み、花粉症などのアレルギーに有効とされています。

カテキンを多く含み、アレルギー以外にも多くの薬効が期待できます。

渋味が少し強め

カテキンを多く含むため、渋味の強いお茶になります。
淹れ方は他のお茶と変わらず、70℃前後、少し高めの80℃ぐらいで淹れてもちょうどいいぐらいです。

淹れ方についてはこちら

熱湯で溶かすだけの粉末のものもやティーバッグも存在します。
自宅に急須がない場合はこちらがおすすめです。

べにふうき(緑茶)の飲み方と効果

緑茶を毎日飲むことが大切

1日1杯以上を毎日飲むことでおよそ2か月ほどで効果が見られる

カテキンの効果が見られるまでに7週間~12週間ぐらいが目安となります。
個人差や、カテキンの効果を発揮する症状によっても差は生じますが、それでも数か月では現れてきます。

1日1杯以上とありますが、上限は3杯ぐらいにしておきましょう。

カテキンやカフェインには一日の摂取上限があります。
お茶の杯数で言えば7~8杯ぐらいが上限になりますが、多くても4,5杯ぐらいでもとり過ぎなくらいです。
一度に大量の成分を摂取しても、効果が大きくなることはありません。

毎日適量を長く続けることが一番効果が出ます。
早めに毎日飲み始めることが大切です。

IgE抗体の陽性リスクが19%低下する 特にスギ花粉

アレルギーは【IgE抗体】という抗体がアレルギーの原因となる異物と結合することで起こります。
このIgE抗体は、アレルギー物質ごとに【特異IgE抗体】というものを体内に作り出します。
その後、特定のアレルギー物質に反応し、花粉症を引き起こします。

メチル化カテキン含有のお茶を飲むと、特異IgE抗体陽性リスクが19%下がります

つまり、血中に存在するアレルギー物質の量が少なくなったり、存在しなくなる可能性が19%低くなるということです。

そもそも花粉症とは

花粉症は体内のアレルギー物質のプールが溢れた状態

花粉症は体内に蓄積したアレルギー物質などの異物を体外に追い出そうとして起こる免疫反応です。

アレルギー物質のプール

処理しきれない異物が体外に出されるときに免疫反応が起こり、涙や鼻水が出る

本来は体内に異物をプールして徐々に消していくのですが、蓄積されるスピードが速く処理しきれないものが溢れ、それを体外に出す時の反応として涙や鼻水が出ます。

花粉症の人が増加した原因

開発による地道の減少

開発により増えたアスファルトが花粉を吸収せず、空気中に多く残ることになった

花粉は植物の生理現象として自然界では昔から当たり前のようにありました。
その花粉は雨などと共に地道である地面に落下してそのまま吸収されていくものでしたが、現在は地道が減少してアスファルトが増えました。
アスファルトは花粉などを吸収できず、その結果空気中に花粉が多く舞うようになりました。
その他のアレルギー物質や異物も同様に地道に吸収されていましたが、それらもアスファルトには吸収されなくなり、空気中にとどまるようになりました。

花粉やその他のアレルギー物質や異物も、アスファルトに吸収されず空気中にとどまることで
より多く体内に取り込みやすくなった

食生活の悪化

食品添加物がアレルギー物質として体内に蓄積され、アレルギー物質のプールが満たされるのが早い

加工食品の開発や種類が増えたことにより、我々は食品添加物を多く摂取するようになりました。
食品添加物は花粉など同様にアレルギー物質として体内にプールされます。
このプールが溢れることで花粉症が発症するのですが、食品添加物の摂取量の増加により、プールが溢れるスピードが速くなりました。

外食や加工食品の利用の増加が食品添加物をより多く取り込む

慢性的な免疫力の低下

睡眠の質の低下と栄養バランスの崩れ

現代人は睡眠の質が悪い人が非常に多いです。
統計では25%と4人に1人が睡眠不足という結果です。
人間の体の不調は睡眠不足からやってきます。

睡眠改善についてはこちら

また、栄養バランスが崩れていることも示唆されています。
外食や加工食品が増え、自炊をする頻度が減ると、体内の栄養バランスが崩れ免疫が下がります。

睡眠不足と栄養バランスの崩れが、免疫力を一気に下げる

食品添加物のもう一つの問題

食品添加物を多くとることで免疫力低下をもたらします。
食品添加物の中には腸内環境を著しく悪化させるものがあります。
腸内環境が悪化すると、あらゆる不調を誘発してしまいます。
免疫力低下もその一つです。

食品添加物を避けて通ることは難しいです。
大切なのは、免疫を上げるために工夫をすることです。
緑茶をはじめ、発酵食品やヨーグルトなどを意識的にとり、免疫力を上げましょう。

免疫力向上についてはこちら

体質的なものと環境要因でより患者が増加した

そもそも花粉に対してアレルギー反応を示す体質の方はいらっしゃいます。
しかし、環境要因も相まってより発症しやすくなったことは間違いありません。

症状が軽かった人も数年後に重くなったり、これまで花粉症がなかった人も花粉症になるなど、年々増加の一途をたどっています。

生活習慣のを見直すことで改善されるケースもあるため、薬だけに頼らずに食事や睡眠に気を配ってみてください。

花粉症を改善させる可能性がある

免疫力を上げる

免疫力を上げることは有効です。

特に腸内環境を整えることが有効

腸内環境を整えることで免疫機能に大きく関与されます。
子供のころにアレルギーで食べられなかったものが大人になって食べられるようになったという話を耳にしたことがあるかと思います。

消化管機能と免疫機能の成熟と耐性獲得によるもの

消化機能と免疫機能の成熟は成長と共にありますが、耐性獲得などアレルギー治る場合もあります。
体質や生活リズム、食生活などに起因するためすべての人がそうではありませんが、少なくとも免疫力を上げることで改善されることは大きいです。

食生活を見直す

食生活を見直すことで花粉症が緩和するという報告があります。

前述した通り、食品添加物などの異物の摂取を抑えると同時に、体外に異物を放出するいわゆるデトックス効果のある食物をとることでアレルギー反応を発動しにくくすることが可能です。

方法

自炊をする

IgE抗体が異物と結合することで起こるアレルギー反応は、異物の絶対数が少なくなれば結合の数も減ります。
そして、アレルギー物質のプールが溢れさえしなければ、IgE抗体結合の可能性も低くなります。

食生活を見直すだけで花粉症が緩和される可能性があるのです。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
花粉症について少し知っていただけたかと思います。
花粉症は体質もありますが、食事の改善や免疫向上で緩和する可能性があります。
もちろん、お茶を飲むことでも緩和される可能性があります。

あきらめずに、試してみてください。

それではよきティーライフを。

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