お茶でうがいをするといいと聞いたことがあるけど、実際どうなの?
私も昔とても気になっていました。
結論としては、いい👍です
緑茶でうがいで抗菌効果を発揮するカテキンは、体内に吸収されなくても効果を発揮します。
つまり、飲まなくても効果があるということです。
今日のお話
・お茶うがいって何?
・お茶うがいはどうしてするの?
・お茶うがいに使うお茶は?
緑茶カテキンの効果
緑茶カテキンにはどんな効果があるのでしょうか。
緑茶に含まれるカテキンは飲むことはもちろんですが、その効果は体内に吸収されなくても発揮します。
エピガロカテキンガレート(ECGC)
緑茶カテキンの中で健康作用に圧倒的な効果をもたらすカテキンです。
抗菌、抗毒、抗ウィルスはもちろん、生活習慣病の予防から認知症まで、あらゆる効果が期待できます。
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抗菌作用、抗ウィルス作用
緑茶の抗菌作用や抗ウィルス作用に圧倒的な力があります。
抗菌作用
カテキンの抗菌作用は、幅広い細菌に有効です。
抗ウィルス作用
緑茶うがいの効果
緑茶でうがいすることで得られる効果は以下の通りです。
効果
・インフルエンザなどウィルス感染予防
・風邪予防
・虫歯予防
・食中毒予防
・口臭予防
インフルエンザなどのウィルス予防
緑茶でうがいをすることで口内のウィルスに効果を発揮します。
その後、カテキンは約1時間の間口内にとどまるため、ウィルスが侵入しても感染の防止に役立ちます。
虫歯予防
カテキンは虫歯菌の繁殖も抑制します。
虫歯は、ミュータンス菌という菌が、糖分を分解してプラーク(しこう)を作り、それが歯に付着することでミュータンス菌の巣になります。
その中で乳酸などを発生させ、歯に穴をあけます。
食事とともに緑茶を飲むことでももちろんですが、食後にお茶でうがいをすることもとても有効です。
ただし、寝る前には歯磨きもしっかりすることが大事です。
口臭予防
緑茶うがいによる口臭予防の効果は大きいです。
緑茶を飲むことでも予防になりますし、緑茶でなくてもうがいをすることでも口臭予防の効果はありますから、この二つが合わさることでより効果を発揮します。
ちなみに、カテキン類やフラボノール類は工業利用されているほど効果に信憑性があります。
身近なところではカテキンは消臭グッズ、フラボノールはガムなどに利用されています。
うがいをするだけでもすごい力を発揮する
うがいは、のどの粘膜を物理的に洗浄し、線毛運動が活発化することで粘液の分泌、血行の促進などがあります。
これにより、粘膜の働きを弱めることを防ぐので、ウィルス感染の予防や口臭予防の効果があります。
緑茶を使わなくても、うがいをするだけですごい効果があります。
その効果をに合わせて、緑茶の抗菌作用などの洗浄力でより口内を健康に保てるということになります。
とにかく、うがいをしましょう。
緑茶は口に入れるだけでもすごい力を発揮する
緑茶でうがいすることですごい効果を発揮しますが、そもそも緑茶を口に入れるだけで大きな効果を発揮します。
緑茶でうがいをすることで口内の隅々までカテキンを行き渡らせることができますが、飲むことやもちろん、一口含むだけでもその効果を発揮できるのです。
冬になるとインフルエンザがは流行りますが、緑茶を持ち歩き、仕事の合間に一口二口の口に含むだけで大きな予防になります。
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うがいに向いている緑茶、緑茶以外で効果のあるお茶の種類
お茶うがいに有効なお茶は【緑茶カテキン】を含むお茶です。
うがいによる抗菌、抗ウィルス作用はカテキンによるものなので、【カテキンうがい】と言ってもいいぐらいです。
うがいに適しているお茶を紹介します。
煎茶か番茶
お茶うがいに推奨されている一つ目のお茶は【煎茶】です。
煎茶にはカテキンが豊富に含有されていて、普段飲むお茶としても広く利用されているので馴染みもありお勧めです。
うがいに使うお茶は80℃くらいの少し温度が高めのお湯で淹れたものがよいです。
抗菌、抗ウィルス作用のあるカテキン【EGCG】は高温で淹れたときに多く抽出されます。
うがいをするときは必ず冷ましてからしてください!!
粉末茶を使うことも一応
通常お煎茶は茶を淹れた後60%ほどのカテキンが茶殻に残ります。
しかし、粉末茶はお茶の成分をすべて摂取することが出来るすぐれもので、カテキンの量もばっちりです。
ただし、熱湯で淹れなければ上手く溶けてくれないので、うがいをする前はかなり冷まさないといけないので注意が必要です。
番茶
お茶うがいに推奨されているのは二つ目のお茶は【【番茶】です。
特に番茶はカテキン含量が多いのでお勧めです。
煎茶と同じように80℃ぐらいの少し高めのお湯で淹れましょう。
粉末緑茶
お茶うがいに推奨されているのは三つ目のお茶は【【粉末緑茶】です。
カテキンの含有量で言えば一番効果があります。
ただ、一つデメリットがあります。
粉末緑茶は熱湯で溶かして飲むお茶であるため、淹れてからうがいが出来る温度に冷ますまでに時間がかかります。
早めの時間に準備しておくか、熱湯で淹れたお茶であれば2日ぐらいは日持ちしますので、冷まして冷蔵庫に入れて保管するのも手です。
カテキン量が豊富であることと、一度抽出された成分は冷やしてもそのままの状態で存在しているため、氷を使って急冷しても問題ありません。
紅茶
紅茶に含まれるカテキン類であるTFDG(テアフラビンガレート)も抗ウィルス作用があるので、紅茶もうがいには有効です。
特にアッサムティーなどの紅茶の色が濃いものがおすすめです。
紅茶のカテキンは近年、健康促進や美容効果があると再注目されています。
こちらも熱湯で淹れてから使うため、しっかり冷ましてからうがいしましょう!!
麦茶だめ
緑茶と紅茶以外のお茶は緑茶うがいには向きません。
麦茶も例外なくうがいに適しません。
理由は、カテキンが含まれていないからです。
うがいをするということに関しては問題ないですが、カテキンが含まれていない以上うがいの効果以外は特にないので、あえて麦茶でうがいをする必要はないかと思います。
ペットボトルはだめ、、、?
ペットボトルのお茶に関しては意味がなくはないですが、カテキンの量がまちまちなので効果が見込めないものが多数存在します。
仮にしっかり含まれているものがあったとしても、価格に見合うかどうかの問題が発生します。
家に急須がない、お茶を淹れることが出来ないという人でどうしてもというなら仕方ないですが、その時はカテキンの含有量をしっかり確認してから選んでください。
選ぶとしたら、高濃度カテキン含有の【トクホ系】のお茶であれば効果は見込めます。
1本を何日かに分けて使用するのであればよいかもしれません。
その他にお茶うがいでいいこと
帰宅時だけでなく、出かける前にも
出先から帰ってきて喉の中を洗い流すことも大事ですが、出かける前にうがいをしてあらかじめ口の中をカテキンでコーティングしていくことも有効です。
お茶でうがいをすることで喉に潤いを保つこともできますし、その上からマスクをしていればさらに乾燥を防ぐこともできます。
うがいは帰宅してからするものという固定概念はすてて、出かける前にもするようにしましょう。
飲んでしまっても大丈夫
うがいをしたお茶を飲んでしまっても大丈夫です。
ウィルスや細菌は胃に入ってしまえば消化されますし、飲んでしまうことを推奨している地域も存在します。
ちなみに、うがいではなくそもそもお茶を飲めばいいのではと思われるかもしれません。
確かにお茶は飲むことが何より大切、細菌も胃に入ってしまえば殺菌されるため、手間もなくていいのではないかと思います。
ただ、うがいをすることでより多くの細菌やウィルスに効果を発揮することと、うがいによってあらゆる効果を副産物的に得られるというのが最大のメリットです。
その他にもお茶を飲むということはカテキン以外の成分も摂取することになります。
例えばカフェインは子供や妊婦さんは過剰に摂取できません。
うがいにもしっかり存在意義があります。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
緑茶の効果を知っていただけたのではないでしょうか。
うがいをすることを推奨しますが、飲む、口に含むだけでも大きな力を発揮します。
緑茶を飲む習慣をつけて、毎日健康にすごしましょう。
それではよきティーライフを。

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