健康のためにお茶を飲みたいけど、どのお茶が一番健康にいいのかわからない
こんな疑問をお持ちでないですか。
お教えします👆
健康のためにお茶を飲まれるなら、基本的には急須で淹れたお茶が一番良いです。
急須がなくてもティーパックや茶こしなどで代用できます。
とにかくPETボトルのものではなく、しっかりとしたお茶をお勧めします。
あわせて読みたい急須がないときのお茶の淹れ方

今日のお話
・なぜお茶が健康にいいのか
・健康のための緑茶5選
・一番健康にいいお茶はこれだ
では行ってみましょう。
なぜお茶が健康にいいのか
お茶を飲むことで摂取できる、カテキンとテアニン
リラックス効果 テアニン
テアニンにはリラックス効果があります。
テアニンを摂取することで睡眠の質を改善できます。
また、一緒に含まれるカフェインを同時にせっしゅすることで高い集中力を発揮します。
脳のリラックス効果にもよく、脳疲労を軽減、緩和することが出来ます。

免疫力UP カテキン
緑茶カテキンには免疫力向上に優れた働きかけをしてくれる力があります。
エピガロカテキンは胃で消化されず、腸までいて腸内フローラを活性化させてくれるうえに、マクロファージ(免疫機能)を活性化させてくれます。
緑茶類を低温で抽出した時に多く摂取できるので、水出しをお勧めします。

抗菌、抗毒、ウィルス感染防止 カテキン
緑茶カテキンには抗菌、抗毒、ウィルス感染を防止してくれる働きがあります。
・抗菌作用は風邪などにも効果的
・食中毒菌の毒素を緩和
・インフルエンザウィルスなどのウィルス感染を防ぐ
緑茶カテキンは、風邪の引き初めに飲むと咳や鼻水、のどの痛みを緩和してくれる働きがあります。
抗毒作用は、ボツリヌス毒素やO-157のベロ毒素などにも有効であるという研究結果が存在し、とても強力であることがうかがえます。
一番注目されているのは、ウィルス感染を防止してくれるところです。
インフルエンザウィルスなどの感染機構を無効化する力があり、お茶を飲む習慣をつけておけば強力な予防になります。

その他がん予防や、生活習慣予防、肥満、虫歯の予防も
緑茶カテキンの健康効果は多岐にわたります。
特に注目されているのががん予防です。
がん細胞の発生ルートすべてにおいて効果が確認されています。
また生活習慣病や、虫歯予防にも効果があります。
PETボトルの緑茶飲料でも言われる、脂肪の吸収効果もあり、お茶を飲む習慣を持つ人は太りにくい傾向があります。
健康のためのお茶5選
浅蒸し煎茶(普通蒸し煎茶)
特徴
お勧め理由
浅蒸し煎茶は、緑茶の代表格でありながらとても奥が深いです。
産地や品種など、香りを追求し始めたら果てしなく追い求めてしまいます。
ワインや日本酒などと同様に、産地別で飲み比べを楽しむなどとても幅が広いです。
淹れ方の基本を学ぶのにもよいですし、栄養価のバランスも緑茶の中で一番と言っても過言ではありません。
お茶好きが最初に通る道です。
深蒸し煎茶
特徴
お勧め理由
深蒸し煎茶も緑茶の代表格です。
全国的に一番飲まれているお茶であるため、とても手に入りやすいです。
味わいはどっしりしていて、飲みごたえがあり、お茶好きがしっかりお茶を飲みたい時におすすめです。
栄養価も浅蒸し煎茶と同様バランスがよく、茶葉が細かくなっている分摂取量が少し増えます。

釜炒り茶
特徴
お勧め理由
煎茶が全国的に広がるまで、日本各地で作られていました。
独特の釜香がとても心地よく、食事にとてもよく合います。
熱めのお湯で淹れても苦くなり過ぎず、初心者でも淹れやすいお茶です。

番茶
特徴
お勧め理由
番茶はなごりのお茶で、秋以降に摘まれるものが多いです。
冬に近い時期に摘まれた【秋冬番茶】は特にカテキン含有量が多く、健康効果にとてもいいお茶になります
安価で手に入りやすく、毎日のお茶にもおすすめです。
釜炒り茶と同様に、食事にも合います。

かぶせ茶
かぶせ茶とは
かぶせ茶葉は、高級煎茶として販売されていることが多い、うまみ成分であるテアニンが豊富に含まれているお茶です。
煎茶と同じ淹れ方ができ、玉露ほどではありませんがうま味を強く感じることが出来ます。
お客様にお出しするお茶としても重宝します。
一番健康にいいお茶はこれだ
粉末緑茶
急須で淹れたお茶がいいとお勧めしておきながら本末転倒な話ですが、実は健康に一番いいのは
【粉末緑茶】なのです。
お湯で溶かして飲むだけで
理由
メリット
デメリット
粉末緑茶はお湯で溶かすだけで茶葉の栄養を丸ごと摂取できる優れたお茶になります。
茶葉には、ビタミンAやベータカロテンなどの脂溶性の栄養素が含まれており、通常お湯で淹れても摂取することが難しいです。
ところが粉末緑茶はそれらの栄養素も含めて摂取することが出来ます。
デメリットととしては、急須のように風味の調整が一切できないことです。
熱湯で溶かすので、うまみや甘味があまり感じられません。
もう一つは、農薬も一緒に取り込んでしまうということです。
しっかりと管理されたお茶農園のものは大丈夫ですが、安価なものは管理もしっかりされておらず、農薬の使用量も多くなります。
気になる方は無農薬をお勧めします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
お茶を健康のために飲む習慣をつけるのは大正解です。
2000年以上前から薬効として飲まれていました。
お茶を飲む人は病気知らずともいわれます。
あなたも是非生活に取り入れてみてください。
それではよきティーライフを。


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